ユネスコの無形文化遺産「八代妙見祭」、妙見さんで親しまれる八代神社の地震被害 再建に向けクラウドファンディングも…
地震で大きな被害を受けた熊本県八代市では地域の人たちが大切にしてきた神社にも爪痕が残っています。
「妙見宮」とも呼ばれている八代神社から中継です。
NNN取材団・寺澤達哉記者
地域の人からは「妙見さん」として親しまれている、八代市の八代神社です。
入ってすぐのこちら「手水舎」は、瓦屋根が崩れ、倒壊してしまっています。
その他にも石の灯籠が倒れ、その先、こちらの道は普段は平らなのですが、地震の影響で大きく隆起してしまっているのが分かります。
至る所で亀裂が入っているなど、被害が見られます。
ただ、こちらの狛犬だけは倒れることなく、本堂を守り続けています。
その隣り、楼門は大きく崩れてしまっています。
境内では至る所で被害が確認されています。
1日も早い復旧、復興を願い、きょうも参拝に訪れる人の姿が見られました。
八代市民
「ここら辺の人たちにとってはシンボルみたいな(神社)」
「本殿は無事なのはすごい。神様って本当にいるんだなと。早く復興して、昔みたいな活気のある神社に、早く戻ってほしい」
地域のシンボルとして愛されてきた八代神社。復旧資金を集めるクラウドファンディングも始まっています。
宮司の小林雄彦さんにお話を伺います。
Q.地震発生から20日が経ちましたが、この境内をご覧になってどんなことを思われますか?
宮司 小林雄彦さん
「発災から20日ほど経過しましたが、発災当時のまま、建物を残しております。多くの方々にいま、この災害の状況を見ていただきたいと思っていますし、この建物が文化財ですから、そのまま残しております」
緒方太郎キャスター
Q.八代神社といえばユネスコの無形文化遺産、八代妙見祭で知られ、地元の多くの方が楽しみにしていると思いますが、今年の開催は現状、如何でしょうか?
小林さん
「本来はいま、実施に向けて準備を始めているのが本来ですが、災害が起き、会議を行えていない現状です。
皆様方も被災されていますし、時期を見て会議を開催しまして、皆様方と会議を開催しまして、皆様方と協議した上で、今年の祭りをどうするのか、進めていきた
いと思っています」
永島由菜キャスター
復旧についても概算でおよそ200億円が必要という情報もあります。再建についてはどのようにお考えでしょうか?
小林さん
「これからどうやって再建していくか、まだ考えきれないところもありますけれど、災害が起こってしまったということは、今後、起こりうる災害に向けて、災害に強い神社を造っていかないと行けないなと思っています。
時間も費用も掛かりますけれど、皆さんと一緒になって、お宮を再建したいなと思っています」
緒方キャスター
クラウドファンディングも始っているそうで、全国からいろいろな思いが集結することを願っています。
