JRT四国放送

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街全体が熱狂に包まれた徳島市の阿波踊りが、8月15日に閉幕しました。

熱気に満ち溢れた踊り子たちのアツい夏を振り返ります。

「私の心も浮いてきた、浮いて踊るは」

「お前がタコなら踊りもタコよ、同じタコなら踊らにゃソンソン。新町橋までいかんかこいこい~」

徳島市の夏の風物詩演舞場での阿波踊り。

街全体がぞめきのリズムに包まれ、誰もが胸を高鳴らせます。

夏の暑さに負けない踊り子たち。

そして「見る阿呆」との熱狂の日々を映像で振り返ります。

「すっごく緊張しています 」
「今まで練習してきた成果を出せるよう精一杯頑張りたい」
「みんなを元気づけられるような笑顔にできるような踊りをしたいです」
「ファイトファイトファイトオー」

(記者)
「午後6時すぎ藍場浜演舞場です。今年も徳島の夏を彩る阿波踊りが始まりました」

(記者)
「株式会社バル紺屋町演舞場前です。鬼滅連を前にずら~っと長い行列が 出来ています」

2025年に引き続き演舞場に登場したのは、アニメから飛び出した「鬼滅連」。

ゲストとしてやってきたのは、嘴平伊之助役の松岡禎丞さんと我妻善逸役の下野紘さんです。

ぞめきのリズムに合わせて踊る人気キャラクターたちに観客の視線も「全集中」。

特別な光景を目に焼き付けていました。

演舞場の真ん中をパーテーションで仕切り始めました。

一体どうして?

(記者)
「紺屋町の演舞場です。きょうは特別な演出として、ご覧のように桟敷が真っ二つに分かれています」

集客力向上のための新たな試みとして、2026年初めておこなわれた演舞場の2分割。

座席は2000円の自由席で、踊り連は2組同時に12分間、演舞を繰り広げます。

この新たな試みは観客たちにどう受け取められたのでしょうか。

(踊り子)
「すごい新鮮でしたね」

(観客)
「でも音が片方で激しいのやっていると、片方の三味線や笛がかき消されて、ちょっともったいない」

試行錯誤が続く阿波踊り。

よりよい見せ方を模索しています。

(記者)
「陸で楽しむ阿波踊りもあれば、水の上から楽しむ阿波踊りもあります」

2026年新登場した特等席も。

(記者)
「こちらが今年初めて設けられた阿波踊りの特等席雅やびです。川の波に揺られながらゆったりとした気分で阿波踊りを楽しむことができます」

最高価格1組49万5000円。

どんな阿波踊りが見えるんだろう。

「目の前にはドカドカの連が今 輪踊りをしている最中です」

見る阿呆の中にはこんな人も。

東京で阿波踊りユーチューバーとして活動している阿南市出身の川田伸さんです。

(阿波踊りユーチューバー・川田伸さん)
「年々県外の客が増えていると 思うし、海外の客もすごく目立ってますね」

川田さんが思う阿波踊りの魅力とは。

(阿波踊りユーチューバー・川田伸さん))
「やっぱりお囃子、阿波踊りは生演奏なので、心にグッとくる。内に響くので自分の内から踊らされる。みなさんフォーメーションしっかり考えているので」
「『こういう演舞すごい』と思わされるのもあるし、だからこそ阿波踊りに惹きつけられるのかな」

一方、撮影する側のマナーも問われるようになっています。

「踊り子やほかのお客様が不快に感じるような、公序良俗に反する悪質な撮影などの迷惑行為は固くお断りいたします」

近年問題となっているのが、SNS上にアップされる性的な意図が疑われる踊り子の撮影動画。

安心して踊ることができる環境づくりが求められています。

(踊り子は)
「安全ピンをつけたりして対策をしたほうが」
「対策は一応しています」
「性的という言いかたされると嫌な気持ちになるが、きれいに撮ってくれる人もいるので、嬉しい気持ちになります」

❝若獅子連❞

❝新のんき連❞

❝娯茶平❞

2026年もこの夏にかける人たちがいます。

結成2年目、阿波踊り界の新星「あわぞう」。

男踊りリーダーの岡龍太耦さんは、有名連・娯茶平を長年率いたレジェンド、岡秀昭元連長を祖父に持ちます。

(岡さん)
「祖父がよく言っていたのが、人生をかけて悔いなし阿波踊り。本当に阿波踊りが人生の一部になっているような人なので、自分もそうなれるようになりたい」

熱い思いは海外からも。

ブラジルから3人の踊り子がやってきました。

祖父母から受け継いだ阿波踊りは、40年以上にわたりブラジルで伝えられてきました。

本場で踊るのは3人とって今回が初めてです。

(ルイーザさん)
「きょうはおばあちゃんや家族の顔を思いながら踊りました」

(クリスティーナさん)
「阿波踊りを踊るという誇りを感じたので、それをブラジルのみんなに伝えて、もっともっといろんな人が阿波踊りを踊ってもらえるように活動したいと思う」
「必ず来ます。来年また来たいと思う」

(記者)
「きょうもいたるところで阿波踊りが繰り広げられています」

(記者)
「鉦がなったら誰もが踊れるのが阿波踊り。みんなで盛り上げっていきましょう。ヤットサーヤットヤット!」

「サイコーだ! サイコー!」

にわか連も連日大盛り上がりです。

(東京から)
「楽しいです。やっぱり一体になれるのがいいと思います」
「自由な感じがいいと思う」

(踊り子)
「皆で一緒のことに向かって頑張ている時間が楽しかった」
「めっちゃ名残惜しいです。また1年頑張りたいと思います」
「4日間楽しかったです」

熱狂の夏のフィナーレを飾るのは「総踊り」。

圧巻の踊り絵巻が2026年も観客たちを魅了しました。