大逆転勝利のヘンクで躍動! 日本人選手5人が出場した一戦、伊東純也が誇示した“格の違い”「球際は気持ちの部分が大きい」【現地発】
ウェステルローは6分、ダイラン・ウレガのゴールで先制すると、13分にはオウンゴールで瞬く間に2点をリードした。25分までは完全に彼らのペース。トップ下を務める坂本一彩がライン間でボールを受けながら俊敏なプレーを披露し、左サイドハーフの齋藤俊輔はオウンゴールを誘う鋭いクロスを披露。DF木村誠司は安定したプレーで最終ラインを締めた。
木村誠二 /6
初出場のミュンツとの相性は良好だった。ヘンクの最初の2ゴールに関しては、彼が責められる点はほとんどない。ビブーのゴールに対しては、やや反応が受け身すぎた。
坂本一彩 / 6
彼がボールを持てば、常に何かが起こる。ドリブル能力が高くスピーディー。だが今回は、ウェステルローの最優秀選手兼最優秀日本人選手賞の座を齋藤に譲ることとなった。
齋藤俊輔/7
すばしっこい日本人アタッカーによる見事な前半。1-0となる攻撃の起点となり、彼のクロスがスメッツのオウンゴールを誘発した。後半は脅威が薄れたものの、試合終了間際にはあと一歩で3-3となる好機を逃した
しかし、イェス・ソルプ監督がこの日、ピッチに送り出したヘンクの左右の翼、横山歩夢と伊東純也の高パフォーマンスが、チームを大逆転勝利に導いた。
両者のサイドアタックを武器に、25分から試合を支配したヘンクは41分、横山の蹴ったボールがハンドの反則を誘発し、このPKをFWラフ・ドロシンミが決めて1-2に。その2分後には伊東のクロスをファーで横山が折り返し、ゴール正面に走り込んだMFブライアン・ハイネンが鮮やかなボレーで2-2にした。
「ファーが空くのは練習から言っていた。ファーに2枚いたので、どっちかに合えばいいなと思ってクロスをあげた。歩夢のいい落としから、ブライアンがいいゴール決めてくれました」(伊東)
「あそこに(伊東のクロスが)来るのは分かってました。自分が落としたボール、あれは難しかったと思うんですけれど、キャプテン(ハイネン)がよく決めてくれました」(横山)
79分には伊東の上げたクロスをFWアーロン・ビブーがボレーで蹴り込み、ヘンクが3-2の大逆転勝利を収めた。
「立ち上がり、本当にひどかったと思いますけど、よく持ち直した結果、勝点3を取れて良かったです」(伊東)

