【専門家に聞く】熊本地震から10日――あなたの実家は大丈夫?お盆こそ見直したい地震への備え
熊本地震から10日が経ち、今、改めて考えたいのが、防災についてです。実家へ帰省する人も多いお盆の時期。今できる備えを防災の専門家に聞きました。
話を伺ったのは、鹿児島大学地域防災教育研究センター防災教育部門長の黒光貴峰さんです。お盆の帰省は、普段離れて暮らす家族と「実家の弱点」を一緒に確認する大切な機会だといいます。
(鹿児島大学地域防災教育研究センター・黒光貴峰防災教育部門長)
「揺れているときに安全な場所に移動するのは、難しいと思うので、その時は倒れてくるものがないか確認とか、頭に何か落ちてこないかの確認が必要」
気になる箇所は、家具を固定します。固定が難しければ家具の配置を変える、重いものは、下におろすなど、普段一人では難しい作業を家族が集まる機会にしてほしいそうです。
そして、備蓄品の確認も重要です。
(鹿児島大学 地域防災教育研究センター・黒光貴峰防災教育部門長)
「やっぱり水・飲料、あと困るのがトイレが困る。そういった携帯のトイレなどは、やっぱり最低3日分。できれば1週間備えるといいと思います」
また、避難場所や経路を地図で確認するだけでなく家族で実際に歩くことで、坂道や段差などを確認することも大切です。
一方、今回の熊本地震は、夏休み中に起きたこともあり“子どもの留守番”についての心配も――。もし、子どもが一人でいるときに災害が起こったら。まずは、自分で判断せず、保護者や頼りになる大人に連絡することが大切です。そのために、住所や保護者の連絡先を書いたカードを準備しておきましょう。一緒にポーチに簡易トイレやライトなども準備しておくといざという時に役に立ちます。
(鹿児島大学 地域防災教育研究センター・黒光貴峰防防災教育部門長)
「もし、お子様がいる家庭だと、実際にお子様と話すときに、学校でどんなことをやってるとか、教科書を一緒に確認すると、結構、大人の方が学ぶことがあるので、ぜひ見てもらえればと思います」
学校でも防災について学ぶ機会が多い子どもたち。親が教わることも多いかもしれません。
