FRBのウォーシュ議長(米ワシントンで)=坂本幸信撮影

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 【ニューヨーク=木瀬武】英紙フィナンシャル・タイムズは6日、米連邦準備制度理事会(FRB)のウォーシュ議長が9月にも利上げする用意があると報じた。

 物価上昇率の高止まりが続いた場合を想定しているという。トランプ米大統領はFRBに対して繰り返し利下げを求めており、ウォーシュ氏は難しい判断を迫られる可能性がある。

 6日のニューヨーク外国為替市場は、円を売ってドルを買う動きが強まり、対ドルの円相場は一時、1ドル=158円50銭台まで円安・ドル高が進んだ。中東情勢への警戒で原油価格が上昇し、インフレ(物価上昇)再燃に伴って米国が利上げするとの観測が出ている。日米当局の協調介入後は1ドル=155円台まで円が急伸したものの、徐々にドルが買い戻されている。

 米欧格付け大手フィッチ・レーティングスは顧客向けのリポートで、日米の協調介入だけで円高基調を定着させるのは難しく、日本銀行追加利上げが必要と指摘。日銀は9月の金融政策決定会合で利上げを見送る可能性が高いと予想し、「日銀の対応が後手に回っているとの見方が広がれば、円安が再燃する可能性が高い」と警告した。