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 俳優・堺雅人(52)主演のTBS日曜劇場VIVANT」第2シーズン(日曜後9・00)の第2話となる第12話が2日に放送され、物語の核心を巡る視聴者の考察が過熱している。中でも注目を集めているのが、登場人物の「イニシャル」に着目した黒幕予想だ。

 <※以下、ネタバレ有>

 同作は、自衛隊の秘密部隊「別班」に所属する乃木憂助(堺)が、謎の組織を巡る巨大な陰謀に迫る物語。第2シーズンでは、テロ組織「テント」への潜入作戦に参加していた黒須駿(松坂桃李)ら別班員5人が拉致され、乃木らが真相を追う展開となっている。

 第12話では、乃木憂助(堺雅人)とドラム(富栄ドラム)が、別班員拉致の首謀の可能性が高い新庄(竜星涼)の行方を追いタイ・バンコクへ。現地で新たな別班員と合流する際、ラストに長野専務(小日向文世)が乃木の前に姿を現し、視聴者に衝撃を与えた。

 同話では、ホワイトハッカー・東条(濱田岳)や公安メンバーの怪しい動きなどにより「誰が黒幕なのか」という考察が早くも過熱している。考察は、視聴者だけでなく、“公式”側でも過熱している。

 盛り上がりを見せているのは、第1シーズンで“悪役”として粛清された登場人物が集結しているTBSラジオ「VIVANT 悪役会議室」(日曜後11・00)だ。丸菱商事・山本巧役の迫田孝也、ワニズ役の河内大和、ゴビ役の馬場徹が第2シーズンの展開を監視し、底知れぬ謎を暴いて“次なる復讐”を企てている。

 その中で、登場人物の「イニシャル」に注目が集まった。浮上しているのが「N」と「S」のイニシャルによる勢力図だ。視聴者から寄せられた考察で、この説が浮上した。

 第12話のラストで、長野専務が乃木の前に現れるという衝撃の展開で終わっていただけに「新たな別班員は長野専務では」という仮説が浮上。長野専務が別班員だとすると、乃木の味方に「イニシャルN」が集結している…という考察が成り立つ(乃木、野崎、ノコル、ノゴーン・ベキ、長野専務)。

 一方で、新庄が黒幕だとすると、イニシャルが「S」の人物は敵かもしれないという説が成り立つ。「悪役会議室」では、公安の鈴木祥(内野謙太)の名が上がった。

 「S」がつく登場人物は他に、別班の司令・櫻井里美(キムラ緑子)、野崎の上司で警視庁公安部部長・佐野雄太郎(坂東彌十郎)、また第1シーズンで登場したテントのシチ(井上肇)、乃木の親友として登場した米CIAエージェントの友人・サムなどが挙げられる。また名前の頭文字が「S」の人物には黒須駿(松坂桃李)、東条翔太(濱田岳)などもいる。

 「S側に黒幕がいたら面白い」という声が続々と上がり、この説に気付いた視聴者からは「確かにN多い」「なかなかの重要人物がイニシャルSじゃん…もし本当にN VS Sなんだとしたら、司令も公安の部長も敵組織ってことになるぞ」「VIVANTでイニシャルがNとSで分かれてるの面白い。NとSがコンパスみたいに対立関係にあるとしたら、Nが乃木、野崎、ノコル、長野専務、(ノゴーンベキ) Sが新庄、公安の佐野、鈴木、これから出てくる新庄の味方+別班の司令官の櫻井?意外と物語の黒幕は櫻井司令官かもしれないなー」とさまざまな声が上がった。

 また、NとSを方角を示す「North(北)」と「South(南)」になぞらえ、作品内に登場する聖書や神話的モチーフとの関連を指摘する声も上がっている。

 第1シーズンから伏線や緻密な設定で視聴者を魅了してきた「VIVANT」。第2シーズンでも、登場人物の名前や細かな演出までが考察対象となり、大きな盛り上がりとなった。注目の第13話は、9日に放送される。