エントリーグレードらしいシンプルな「N-VAN G(FF仕様)」(画像はN-VAN「L」)

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N-VANの最安モデル! コスパ抜群の「N-VAN G」

 2026年3月に一部改良が実施されたホンダの軽商用バン「N-VAN」。
 
 今回は、そのなかでも最安モデルとなる「N-VAN G」に注目します。

 2018年に登場した軽バンN-VANは、商用での使いやすさを念頭に置きながらも、走行性能や安全性能もしっかりと備えられたクルマです。2019年には「RJCカー・オブ・ザ・イヤー特別賞」を受賞しており、多くのユーザーから愛されている人気車種です。

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 大人気を誇るホンダの「N-BOX」と同じく、独自の「センタータンクレイアウト」による低床で広い室内・荷室空間を持ちながらも、N-BOXとは異なり、商用ニーズ向けに最適化されています。

 ピラーレスのスライドドアや床下にすっぽり収まる格納型の助手席など、商用シーンで必要な積載性能、ターボ車や6速MT車の設定など、たくさんの荷物を積んでも加速してくれる性能も考慮して設計されました。

 ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1945-1960mm、ホイールベースは2520mm。N-BOXと比べると、約150mm全高が高くなっています。

 荷室高が高い分、背の高い荷物も積み込め、より多くの荷物を積み重ねることも可能です。

 そして、2026年3月20日から販売開始されたN-VANの一部改良モデルは、さらにブラッシュアップされた実用性の高さに注目が集まっています。

 なかでも、最も価格を抑えた最安モデルに注目してみましょう。

 ラインナップの中で最安となるグレードが「N-VAN G(FF仕様)」です。

 3本のビードラインが入れられたシンプルなエクステリアデザインは全グレード共通ですが、フロントにはマルチリフレクターハロゲンヘッドライトを採用。最安ながら、オートライトコントロールやマニュアルレベリング機構も備えています。

 加えて、上級モデルと異なり、塗装されていない無塗装樹脂のドアハンドルやリアライセンスガーニッシュを採用したほか、アルミホイールやホイールカバーはなく、12インチのスチールホイールを採用するなど、実用性を重視した仕様となっています。

 選べるボディカラーは、「タフタホワイトIII」と「ルナシルバー・メタリック」の2色。上級モデルにあるようなグリーンやイエローなどのポップのカラーは設定されていません。

 室内はグレーとブラックを基調としたシンプルで落ち着きのある造りです。シート地は簡素なトリコットで、加飾パネルなども非装着です。

 ただし、大きな開口部を持つ両側スライドドアは安価ながらもそのまま。商用シーンで活躍してくれる低床でフラットな荷室も手伝って、荷物の積み降ろしがしやすい設計となっています。

 安全装備では、今回の改良で新たに「フロントパーキングセンサー」や「衝突後ブレーキシステム」が標準装備されました。さらには、Honda SENSING(ホンダセンシング)の情報が視認しやすい「7インチTFT液晶メーター」を採用。

 そのほかにも、「急アクセル抑制機能」や「プッシュエンジンスタート/ストップスイッチ」も改良により追加されており、最安モデルでありながら、扱いやすさにも磨きがかかった充実したものとなりました。

 パワートレインは、N-BOXのエンジンをN-VAN向けに最適化した「水冷直列3気筒DOHCエンジン」を搭載しています。上級モデルのターボ車はGには設定されていませんが、トランスミッションはCVTと6速MTが用意されています。

 燃費(WLTCモード)はCVT車が18.8km/L、6速MTが19.2km/Lと、商用利用には嬉しい数値をマークしています。

 販売価格(消費税込)は、CVT・6速MTともに149万8200円です。

 最上級グレードの「N-VAN FUN・ターボ 特別仕様車 NATURE STYLE 4WD」の226万9300円と比較すると、約77万円安い価格となります。

 ターボ仕様がない点や、装飾がない点など、エントリーグレードらしいシンプルな設定ではありますが、この価格差は大きなメリットとなるでしょう。

 商用利用や普段使いには必要にして十分といえるモデル「N-VAN G(FF仕様)」。

 コスパや実用性重視の方なら、ぜひ検討してほしい商用モデルです。