テレビ信州

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上田市出身で阪神タイガースの髙寺望夢選手が、飛躍のシーズンを送っています。首位を走る阪神で存在感を示し、残りのシーズンで打率アップなど、さらなる活躍を誓っています。

場内アナウンス
「7番レフト髙寺」

セ・リーグ2連覇を目指す阪神タイガースでこの日、スタメンに名を連ねた上田市出身の髙寺望夢選手(23)。

ここまで宿敵巨人と熾烈な首位争いを繰り広げている阪神にとって、欠かせない存在となりつつあります。

阪神タイガース 髙寺望夢選手(上田市出身)
「プレッシャーとかはあんまりなくて、やっぱり試合に出て楽しいっていうのが一番感じたこと」

信州出身の“若トラ”が、飛躍のシーズンを過ごしています。

地元、上田市にある強豪上田西高校では、1年生からレギュラーの座をつかむも、高校3年間で聖地甲子園への出場はかないませんでした。

それでも2020年秋、阪神タイガースはドラフト7位で髙寺選手を指名。阪神がこの年に指名した選手の中で唯一の高校生でした。

髙寺望夢選手(当時高校3年)
「走攻守全て高いレベルでそろっていて、打率を残せるバッターになりたいです」

上田西高校としては、高卒でプロ入りした選手は髙寺選手が初めてです。

あれから6年…。

プロ入り後、着実に力をつけ、“打って・走れて・どこでも守れる“阪神に欠かせないユーティリティープレーヤーに成長しました。広角に打ち分けることができる打撃に加え、内外野も守れるため、起用の幅が広く、ベンチから重宝される選手です。

今季はここまで84試合に出場し、53安打18打点といずれもキャリアハイ。打率は2割3分2厘をマークし、盗塁の数は9とチームトップです。

阪神タイガース 髙寺望夢選手(上田市出身)
「もっと打ちたいとか走りたいとかはあるんですけど、 これが今の自分の実力なので。盗塁という部分では去年よりは少し成長できたと思います。(前半戦は)本当にスタメンで多く出させてもらったので、この経験を生かしていかなきゃいけないなと思います」

藤川球児監督率いる阪神タイガースでは、今年のオールスターにも選ばれた主将の坂本誠志郎選手や中野拓夢選手、セ・リーグ打率トップの佐藤輝明選手など一流の選手たちが活躍。その中で髙寺選手は着実に出場機会を増やし、存在感を示しています。

チームメートは、その魅力をどう見ているのでしょうか。

阪神タイガース 糸原健斗選手(プロ10年目)
「足も速いですし、どこでも守れますし、バッティングセンスはずば抜けてますね。普段は結構“宇宙人系”で、何を考えているか分からないところもあるんですけど、野球になったらしっかり結果も出してますしすごいなと思います」
阪神タイガース 坂本誠志郎主将(プロ11年目)
「何だろう“不思議ちゃん?”。不思議ちゃんだけど、でも野球になったら逆にその不思議さが相手からしたら不気味だったり、味方から見てても天才的なところもあるので、野球だと結構頼りにしています」

グラウンドでは頼もしい活躍を見せる一方、マイクを向けられると独特の受け答え。“髙寺節”炸裂です!

湯本翔太記者
「きょうの意気込みお願いします」
阪神タイガース 髙寺望夢選手(上田市出身)
「きょうの意気込みは、熱中症にならないように頑張ります。あざす!」

阪神ファン(40代)(ファン歴30年以上)
「足も速くて長打力もあって、すごくいい選手だと思います」
阪神ファン(40代)(ファン歴20年以上)
「少しずつ安心感も出てきたので、見ていて楽しみな選手です。まだ若いので、ぜひ頑張ってもらいたいです」

阪神には、髙寺選手の他にも信州ゆかりの選手がいます。

場内アナウンス
「6番ショート元山」

佐久長聖高校出身の元山飛優選手(27)。

大学卒業を迎える2020年。髙寺選手と同じ年にドラフト4位で東京ヤクルトスワローズから指名され、プロの世界へ。その後、西武ライオンズを経て昨季、阪神に入団しました。

さらにこの日、対戦相手の巨人には、長野市出身で髙寺選手と同じ上田西高校を卒業した笹原操希選手(22)の姿も。笹原選手は今年6月、1軍に昇格し、7月は2本の決勝ホームランを放つなど、活躍目覚ましい“育成の星”です。

伝統の阪神巨人戦の首位争いで、信州ゆかりの選手3人が顔をそろえる貴重な一戦となりました。

阪神タイガース 髙寺望夢選手(上田市出身)
「(巨人・笹原選手は)1個下の後輩なので、めっちゃ仲いいのでシンプルにうれしいですね。うれしいのと自分も負けていられないなっていうのはあります」

飛躍の前半戦を確かな自信に変え、次に目指すのはレギュラー定着。
“信州の若トラ”は、優勝争いの後半戦でもチームの力となる活躍を誓っています。

阪神タイガース 髙寺望夢選手(上田市出身)
「一番は、打つ方で打率をもっと上げないといけないなっていうのは思っています。後半戦は、やっぱり大事な試合になってくるんで勝てればいいと思います」