県議会の杉本議長、杉山副議長らと意見交換する大学生(手前)=31日、県庁

 若年層の世代に政治や選挙への関心を高めてもらおうと、県選挙管理委員会は31日、県庁で大学生と県議会議長、副議長による意見交換会を開いた。出前事業の企画や選挙事務体験に携わるなどの啓発活動を行っている「かながわ選挙カレッジ」の学生5人が、議会の仕組みや議員の心構えなどを学んだ。

 学生から「人口が少ない地域の意見を議会に反映するために心がけていることは」と問われた足柄上選出の杉本透議長は、「地元の町を定期的に歩いて課題を聞くこと。その解決ができればと心がけている」と答えた。

 また、正副議長ポストを巡って現金授受疑惑などが取り沙汰される福岡県議会にも言及。杉本議長は「あれは論外。神奈川県では絶対にできない。日本の議会の中でも、あのような現状があることは非常に残念」と語った。

 杉山信雄副議長は学生に向け、「他の国、地域からすれば(自分とは違う)いろんな見方がある。できるだけ多くの考え方を持って」などと話した。

 昨年度に続いて参加した大野興毅さん(20)は「直接、生の声を聞けるのはインターネットでは得られない価値がある。知的好奇心が刺激されていい機会になった」と話した。