地震と豪雨で甚大な被害が発生し、現在も復旧工事が進められている石川県輪島市。県は、門前地区と市街地をつなぐ県道38号の通行止めと区間について応急復旧を進めるとともに、新たにトンネルを設置する方針を示しました。

輪島市内の道路は2024年の能登半島地震と奥能登豪雨で、地すべりやトンネルの崩壊などにより大きな被害を受け、現在も復旧工事が進められています。

28日は国や県の担当者が集まって復興に向けた協議会が開かれ、道路の被害や工事の進捗状況が報告されました。県が管理する道路は2024年の地震で42路線が通行止め奥能登豪雨でも25路線が通行止めになりました。

現在は中屋トンネル工区や千枚田工区など大規模な被害を受けた5路線8か所を除きすべての箇所で通行止めが解消されています。

大動脈・国道249号は、2029年春の工事完了を見込む

一方、門前地区と輪島市街地を結ぶ県道の小池町と鵜入町を結ぶ区間では現在も通行止めが続いています。

県は現在、応急復旧工事を行っていて、2027年3月までの工事完了を目指すということです。

また、本復旧に向けては、トンネルを新設する方針を示しました。

小池町の市道と鵜入漁港付近の県道を結ぶ全長およそ2キロメートルの区間にトンネルを建設する予定ですが、完成時期は未定です。

道路復旧・復興促進協議会 川村國夫会長「スピード感をもって、道路を作ってすぐ自分の生活としてすぐ利用できるとか、生業としてその道路を使えるという青写真を描いていただくことを希望している」

また、大動脈となっている国道249号の復旧工事については順調に進んでいるということで、当初の予定通り2029年春までの工事完了が見込まれています。