KRY山口放送

写真拡大

2016年、山口県光市内の高校に通う当時2年生の男子生徒がいじめが原因で自ら命を絶ってから26日で10年となりました。

命日の26日、学校で追悼式が行われました。

亡くなった生徒の通っていた高校の継承校である光高校で行われた追悼式には遺族や県教委の関係者などおよそ40人が参列しました。

2016年7月26日、当時高校2年生だった男子生徒は周南市の櫛ケ浜駅で貨物列車に飛び込み、自ら命を絶ちました。

県の検証委員会は生徒によるいじめだけではなく教職員らによる雑用の押し付けなど5項目の「いじめに類する行為」を認定しています。

遺族は県に対して損害賠償を求める裁判は起こさず、調停や協定書を交わし、2022年に学校の敷地内に植樹し石碑を設置しています。

(生徒の母親は)
「10年前にはできていなかった取り組みや対策などがいま確実に一歩一歩強化されてきているよ、あなたが生きられたであろう学校という場ができつつある。どうか見守っていてほしい、力を貸してくださいという思い。」

生徒の母親は、いじめなどの問題に直面してきた人達と共につくる「つむぐ会」の活動などを通して誰もが安心して笑顔で過ごせる学校、誰も孤立しない社会を作っていきたいとしています。