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 美術評論家で雑誌編集者の山田五郎さんが、原発不明がんのため14日に67歳の若さで亡くなった。バラエティー番組「アド街ック天国」で共演を重ねたロックバンド「氣志團」の綾小路翔(50)がXを通じて追悼。その文章が「素晴らしい」と大きな反響を呼んでいる。

 ファッション、時計、美術など幅広い分野に造詣が深く、多彩だった山田さんの訃報に、列島が悲しみに包まれた。訃報を受け、綾小路は「山田五郎さん、ご帰天の報。博学で、ユーモラスで、憧れの人でした」と投稿。「個人的にもアド街では何度もお世話になり、氣志團万博には『大島渚』のギタリストとしてご出演頂きました」と、ロックバンド「大島渚」のギターとして氣志團万博に出演したことを振り返り、「本音を言えば、まだまだ沢山楽しいお話を聞きたかった。。神の御許にて、安らかに憩われますよう、お祈り申し上げます」と故人を偲んだ。

 この投稿では「ご帰天」という言葉が使われた。主にカトリック教会において人が亡くなることを指す言葉で、死を「神のもとに魂が帰る」というキリスト教の死生観に基づいている。

 綾小路の言葉遣いには「綾小路翔さんのお悔やみは、山田さんがカトリック信者である事を伝えるとともに信仰を尊重した素晴らしい言葉」「綾小路さんは、五郎さんの信仰を尊重したお悔やみで、細やかな配慮が行き届いた方なんだな、と思う」「山田五郎さんの信教に配慮された追悼コメントに人を大切にする氏の精神を感じる」「翔さん、相手がクリスチャンであることをちゃんとわかってコメントしてるの、めちゃくちゃすごいと思う 翔さんのツイート、こんな風に知性を感じさせるものが多いから好きだわ」「綾小路さんの追悼文から山田さんかカトリックだと存じました。信仰に敬意を表する追悼文に心打たれしました」「綾小路翔さんの『帰天』には、死を悼むだけでなく、山田五郎さんの信仰まで尊重する姿勢があった」「お悔やみの言葉は、残された人が言いたい言葉ではなく、亡くなった人が大切にしていた世界へ向けて選ぶものなのかもしれません」と、称賛の声が寄せられた。