大の里がまたも惨敗 「悪い癖が出ました」実況&解説が口を揃えて…“横綱らしからぬ動き”に館内も悲鳴

<大相撲七月場所>◇十一日目◇22日◇愛知・名古屋IGアリーナ
すでに4敗を喫して後がない大の里が、立ち合い直後にあっけなく土俵を割るショッキングな一番があった。横綱らしからぬ動きで一気に土俵外へ押し出されると、あまりの惨敗ぶりに館内からは悲鳴とどよめきが沸き起こった。
関脇・熱海富士(伊勢ヶ濱)が、横綱・大の里(二所ノ関)を押し出しで下し、勝ち越しを決める8勝目(3敗)を挙げた一番でのこと。今場所上位陣の壁に苦しみ6勝4敗で終盤戦を迎えた大の里は、またしても厳しい結果となった。
立ち合い、熱海富士が低い姿勢から肩で強く当たり込むと、大の里は胸で受け止める格好に。すると次の瞬間、大の里は自ら叩き込み・引きの動きを見せて大きく後退。勢いに乗った熱海富士に一気に押し出され、あっけなく勝負が決した。大の里は前頭二枚目・豪ノ山(武隈)戦でも、土俵際で引いて、体が浮き上がり金星を許すなど、今場所は苦しい場面で後退してしまうシーンが目立っていた。
「大の里は胸なんですよ」指摘も

この横綱のあっけない敗戦に、ABEMAで実況を務めた吉田賢アナウンサーは「あー! 引いてしまいました! 悪い癖が出ましたよ横綱。当たって前に出ない、すぐにまともに引いてしまいました」と伝えた。
これに解説の剣翔も「悪い癖が出ましたね。悪い癖が出ましたし、それだけ熱海富士が良かった」と同調した。さらに剣翔は「熱海富士は肩なんですけど、大の里は胸なんですよ。肩が胸に当たっているんで、やっぱり横綱が浮いちゃう」と指摘しつつ、「(熱海富士は)横綱が当たった後、引いてくるって頭にあったのでしょうね。よく見えています」と勝者を称えていた。
