「子どもたちの良い見本ではないが…」アルゼンチンの“乱闘騒動”に当事者のガビが私見「追加処分は必要ない」「あの場で終わり」【W杯】

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パレデスの暴力行為は言語道断だが、ガビは寛容な姿勢を示した(C)Getty Images

 北中米ワールドカップ(W杯)決勝後に起きた乱闘騒ぎを巡り、当事者の1人であるスペイン代表のガビが、アルゼンチン代表レアンドロ・パレデスへの追加処分は必要ないとの見解を示した。決勝では延長戦の末にスペインがアルゼンチンに1-0で勝利し、史上2度目の世界王者に輝いた一方、試合終了直後には両チームの選手が入り乱れる乱闘が発生。世界中で大きな波紋を広げた。

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 決勝終了直後、パレデスはスペインのエリク・ガルシアへ走り寄り両手で突き飛ばすと、その後も首元に掴みかかる動きをみせた。さらに、ガビに対しても険しい表情で詰め寄るなど感情を高ぶらせ、両チームが入り乱れる事態に発展。この一連の行為によりパレデスは、試合終了後でありながら退場処分を宣告されている。

 スペインメディア『MUNDO DEPORTIVO』が現地時間7月21日、ガビが騒動について語ったコメントを伝える特集記事を配信した。故郷ロス・パラシオスで行われた優勝祝賀イベントに参加したガビは式典後、パレデスの暴力行為を止めようとして自身も巻き込まれた場面を振り返った。

 パレデスやアルゼンチンチームへの追加処分が検討されているとの報道もある中で、ガビは「正直なところ、彼らが追加で出場停止処分になる必要はないと思っている。もちろん、子どもたちにとって良い見本ではないことは理解している。でも、サッカーには少し荒々しい一面もあると思うんだ。私としては、あの場で退場処分にして、それで終わりでよかったと思う」と語ったという。

 乱闘そのものを肯定する姿勢は見せない一方で、追加の処分までは必要ないとの考えを明確にしており、「でも、最終的にはこれもサッカーの一部だし、そういうものだと思っている」などと主張。今回の騒動について、必要以上に問題視するつもりはないとの見方を示している。

 最高峰の舞台で起きた前代未聞の騒動への批判が相次ぐ中、21歳のガビはあくまで冷静な姿勢を貫いた。対戦相手の目に余る行為だったとはいえ、その言葉の1つ1つには、事態の早期収束を願う想いが滲んでいた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]