KNB北日本放送

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近畿地方を中心にきょう始まった夏のインターハイ。県内からは500人を超える高校生が日本一を目標に大会に挑みます。小学生のころから「五刀流」のアスリートとして活躍してきた高岡商業高校3年の堀田みず希選手も高校最後の夏に挑みます。

高岡商業高校3年の堀田みず希選手。高校ではレスリング部に所属しています。部員は女子1人と男子1人。監督との3人での練習が続いています。

この日、部活を終えて向かったのは、高岡市の体育館です。

「次は何の練習?」
堀田みず希選手
「次、ボクシングの練習です」

「パン・パン・パン」

今度はボクシングの練習です。

堀田選手は、幼い頃から5つの競技に挑戦する「五刀流」のアスリートとして注目されてきました。

堀田みず希選手
「気が付いたら五刀流になっていたみたいな感じ。どれが一番好きか考えるんですけど、それぞれの競技の良さがあるので全部の競技が楽しいし、好きです」

堀田選手の1週間のスケジュールです。月曜日から金曜日までは、レスリングとボクシング、そして、空手と柔道の稽古。

土曜日と日曜日は相撲の稽古や、各競技の大会に出場します。スポーツばかりではありません。

去年の春には、高校生海外派遣にも参加しました。現在は、高岡商業の生徒会長も務め、文武両道を実践しています。

これまで相撲では3度、全国大会3位を経験。空手では、複数の大会で日本一に輝きました。柔道では、今年春の選抜大会で全国大会に出場しました。

そして、高校最後の夏はー。

堀田みず希選手
「今年の高校最後のインターハイは、レスリングとボクシングの両方で優勝を取れるように頑張ります」

しかし、インターハイ出場がかかる北信越総体の日程が、レスリングとボクシングで重なってしまいました。

ボクシングでは、高校で2度の日本一を経験している堀田選手。一方、レスリングでも、全国優勝の経験はありますが、それは小学生の時でした。

そこで堀田選手は、最後のインターハイはレスリングにかける決断をしました。

堀田みず希選手
「柔道の投げだったり、相撲の押しとかも自分の場合は生かされるので、(レスリングが)一番他の競技のいいところを取り入れられる競技だと思う」

迎えた北信越総体女子62キロ級代表決定戦。堀田選手は終始主導権を握りー。

「ピーーー」

2分48秒、フォール勝ち。見事インターハイ出場を決めました。

堀田みず希選手
「レスリングのインターハイでは優勝することが目標です」

2歳のとき、母の指導のもと始めた空手。ここから堀田選手の競技人生が始まりました。

時には、悔しさに涙を流しながら歩んできた、唯一無二の「五刀流」アスリート。

幼いころから積み重ねてきた努力。その集大成となる「高校最後の夏」に挑みます。

堀田選手は先週、早稲田大学で東京オリンピック金メダリストの須崎優衣選手と合同練習をしたということで、調整も順調に進んでいます。

インターハイのレスリング競技は、和歌山県であす始まり、決勝は今月26日に行われます。

堀田選手をはじめ県代表選手の活躍に期待したいですね。