内科医の山村聡氏が、YouTubeチャンネル「やさしい内科医 | 山村そうの血糖値実験室【糖尿病予防】」にて「【血糖値実験】内科医がクリスマスの定番ケンタッキーフライドチキンを食べたら意外な結果に...【糖尿病予防】【健康管理】」と題した動画を公開した。動画では、クリスマスに定番のケンタッキーフライドチキンを実際に食べ、血糖値の変動を検証。「ケンタッキーは血糖値をほぼ上げない」という驚きの結論を提示している。

山村氏は、クリスマスの定番として親しまれるケンタッキーの「ファミリーバーレル」から2ピースを実食し、食前および食後90分までの血糖値の推移を計測した。検証には、二の腕に装着して皮下の間質液グルコース値を測るセンサーが用いられた。

食前の血糖値は「100」からスタート。10分ごとに計測を行った結果、食後30分で「99」、60分で「109」、そして90分経過時点でも「106」と、ほとんど横ばいの状態が続いた。この意外な結果について山村氏は、「ケンタッキーは脂質やタンパク質は多いが炭水化物はかなり少ない食品」であるため、血糖値を上げる要素が少ないと説明。さらに、糖質があっても脂質が多ければ「血糖値の変動は小さい」というメカニズムを解説し、単体で見れば優秀な食品であると評価した。

一方で、山村氏は実生活での食べ方に対して警鐘を鳴らす。チキン単体ではなく、ポテトやビスケット、コーラやジュースといった甘い飲み物、さらにはクリスマスケーキなどを一緒に摂取することで、血糖値が上がりやすくなるという。また、血糖値が上がらないからといって食べ過ぎると、豊富な脂質によって「中性脂肪の値は急上昇している」と指摘。高い中性脂肪は血管に負担をかけるため、注意が必要だと語った。

今回の実験は、ケンタッキーフライドチキンが血糖値に与える影響を明らかにするだけでなく、「トータルの炭水化物に注意して召し上がるように」という重要な知見を提供した。血糖値だけでなく脂質も含めた全体的なバランスを意識することが、健康的な食事の鍵となる。

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