試合中に口論するフランス代表とパラグアイ代表【写真:ロイター】

写真拡大

パラグアイにおとがめなし…メディア審判団を猛批判

 サッカー北中米ワールドカップ(W杯)の決勝トーナメント(T)2回戦が4日(日本時間5日)に行われ、フランスが1-0でパラグアイに勝利した。前半、フランスのキリアン・エムバペがプレー中に“チョップ”を食らうシーンが。ファウルを取らなかった審判に対し、欧州のメディアが批判の声を上げている。

 問題の場面は前半38分。パラグアイのゴール前に走りこもうとしたエムバペが倒れ、苦悶の表情で胸を押さえた。走りながらガラルサに、チョップを食らったのが原因だった。主審の目の前で起きた出来事だがファウルはなかった。

 スイスの大衆紙「ブリック」は「エムバペへのファウルではないのか? 審判は真横にいた」という記事でこの場面を伝えた。「パラグアイのマティアス・ガラルサのキリアン・エムバペへのアクションに、ウズベキスタンの審判イルギス・タンタシェフは見て見ぬふり。激しい議論を呼んでいるのも当然だ」と伝えた。

 また、ドイツのニュース専門局「n-tv」は「審判の恥ずかしいパフォーマンスがサッカーを台無しにする VARも笑いものに」という記事を掲載した。「パラグアイがあらゆるものを蹴散らしている、そう言わざるを得ない。ドイツを大会から追い出したチームは、勝利したフランスさえも常軌を逸したことへと追い立てた。その一因は、レフェリーが完全にコントロールを失ったことにある」として、審判団を批判した。

「彼ら(審判団)はサッカーを破壊している。W杯優勝候補のチームを、飲み屋での野蛮な乱闘に巻き込んだのだ」として判定に偏りがあったとしている。

 当該場面についても「これはラフプレーなどではない。スポーツの範疇になく、残忍ですらあった。サッカーを滅ぼす行為だったのだ。それを、タンタシェフは温情が過ぎたのか、専門知識が欠如していたのか、それともキャパシティオーバーだったのか、これを放置した」とした。

 さらに、スウェーデン代表やACミランで活躍したズラタン・イブラヒモビッチが解説で残した「パラグアイにはレッドカード4枚だとした」という発言を紹介。「南米選手のやり口、挑発行為、攻撃に激怒したのだ。これはクレイジーだ」としている。

(THE ANSWER編集部)