ブラジルを相手に最後まで勇敢に戦った上田。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 2026年6月29日(日本時間30日)、北中米ワールドカップを戦う日本代表は、決勝トーナメント1回戦でブラジルに1−2で敗れた。佐野海舟のミドルシュートで先制しながら、56分にカゼミーロにヘディングシュートを決められて同点に追いつかれると、90+5分にはガブリエウ・マルチネッリに決勝ゴールを許した。

 2018年ロシア・ワールドカップのベルギー戦を思い起こさせる、終了間際の悲劇だった。試合終了のホイッスルが鳴り響くと、日本代表の選手たちはピッチに崩れ落ちた。
 
 最後までなかなか立ち上がれなかったひとりが、CFの上田綺世だ。早川友基が言葉をかけても動くことができず、久保建英に起こされるようにして、ようやく立ち上がった。

 その姿が、この敗戦の無念さを物語っていた。日本が先制し、理想的な展開で試合を運んでいただけに、勝利を目前で逃したショックは計り知れなかった。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長/現地特派)

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