彼氏が“あおり運転”をする様子を見て、その場で婚約破棄を決意した20代女性「おかしな運転をする人とは結婚できない」/2020年に新設された“妨害運転罪”、運転者の3人に1人が被害経験
「Aさんは結婚願望が強くて……交際をはじめてわずか4カ月ほどで指輪を贈ってくれ、婚約することになりました。私の両親とも食事会を済ませ、結婚に向けて話がトントン拍子に進んでいったんです。
私としては、同棲もしていないし、もう少し彼のことを知ってから結婚したいと思っていたものの、Aさんの押しに負けて婚約することになりました。
ちょっと強引なところがあるのは引っかかりましたが、将来も安定しているし、私を大切にしてくれる気持ちは毎日感じていたので、婚約に異を唱えませんでした」
ハイペースで結婚準備を進めるAさんは、次いで自分の両親との顔合わせの日付けをセッティングしたという。
「Aさんの実家があるのは名古屋。なので、週末を使ってレンタカーで小旅行も兼ねて行こうということになりました。Aさんは車を持っていなかったのですが、運転には自信があるとのことで、名古屋までの移動は任せることになったんです。
当日、私の家までレンタカーで迎えに来てくれたのですが、借りた車を見て少し困惑しました。というのも、いかにもスピードが出そうなスポーツカーだったんですよ。
しかも、わざわざ自宅から遠いお店に行ってまで指定したと言うんです。車好きだとは聞いていましたが、レンタカーの車種すらこだわるんだと、驚きでした」
◆渋滞に直面し、徐々に様子がおかしくなっていった
そもそも、Aさんとのドライブデートはこの日が初めてだった町田さんだが、彼の「運転は得意」の言葉を信じており、特に不安は感じていなかったそう。しかし、いざ高速を走り出すと……。
「大型連休の影響も受ける週末だったので、高速道路はもうそれはそれは大混雑していて。それでも当初は、楽しい会話をしながら走れていたんです。けれどAさんの口数は徐々に少なくなっていき、苛立ちが伝わってくるようでした。その程度ならまだ我慢できたかもしれませんが、Aさんの機嫌はどんどん悪化していったんです。ただでさえ渋滞しているのに、前の車との車間距離をギリギリまで詰めたりと、おかしな運転をするようになっていきました。
空気を変えたいと思い、途中のサービスエリアで休憩を取ることにしましたが、まあ混んでいますよね。駐車場の空きスペースすら奪い合いしないといけないほどでした。やっとの思いで駐車できても、一緒に喜ぶなんてもってのほか。そんな素顔を見たことがなかったので戸惑いました」

