「表現の規制が進むのでは」 ホール展中止めぐり【徳島】
建築家・石上純也さんらの新ホール計画をテーマにした展覧会が、県の意向を受けて中止になった問題です。
県議会の委員会で6月25日、ルールづくりについて「表現の規制が進むのでは」と、懸念が示されました。
これは25日の、県議会県土整備委員会で議論されました。
展覧会の会場があった万代埠頭は、県有地です。
県はこれまで中止要請の理由に「万代埠頭はまちづくりのために、規制緩和をして運用している」と説明する一方、施設利用の制限についてはルールが明確ではなかったとしていました。
委員会で議員からは、「表現の自由の侵害ではないか」「ルールづくりをすると表現の規制が進むのではないか」と懸念する声が相次ぎました。
(真政会・岡佑樹 議員)
「内容規制を意図するものではないと言っているが、あなた方の発言からどう考えても内容規制の問題になってくると思うが、その辺の認識をもう一度教えて」
(港湾政策課・丸岡昭彦 課長)
「展覧会を否定したり作品の発表の制限や拒んだりするものではなく、まちづくりに資する場合に限り条例第6条の規定に基づき、専用を許可しているものであり」
「にぎわいづくり構想に沿ったまちづくりを担う事業者に限定したうえで、倉庫以外の利用を特別に認めている」
(真政会・岡佑樹 議員)
「内容について問題があるから規制をかけたのでは、それは内容規制というんです」
「あなた方が、こんなもんさせたらあかんだろって大きい声出したら、反対できませんよ」
(日本共産党・達田良子 議員)
「まちづくり構想にそぐわないからとの理由で、やめさせられるのかなと非常に不思議に思います」
「(ルール)に合ってないとさせてもらい、検閲になっていくんじゃないかと」
(新しい県政を創る会・竹内 義了 議員)
「どうしても、規制を強化していくような方向になってしまうのではないか」
「いろんな方が集り、にぎわいを作っていく空気間が損なわれていくんだろうなと」
一方で、県側から具体的なルール案についての説明はありませんでした。
