投資アドバイザーの鳥海翔氏が、YouTubeチャンネル「鳥海翔の騙されない金融学」にて「結局アメリカに勝てる国はありません。世界中のお金が今も米国株に集まり続ける本当の理由を解説します!」と題した動画を公開した。動画内では、S&P500などの米国株が伸び続ける背景として、アメリカが「最強」であり続ける根本的な理由を解説している。

鳥海氏はまず、アメリカが最強である理由の一つとして地政学的な優位性を挙げる。隣国がカナダとメキシコのみで他国からの脅威が少なく、エネルギーや食料などの資源も豊富に自給できるためである。さらに、世界の貿易の80%以上を占める海上輸送の要所(チョークポイント)に海軍基地を配置しており、「世界の貿易のルールをアメリカ優位に作る」状況を生み出していると指摘した。

また、海を制する強みとして、深海に潜む原子力潜水艦による核兵器の配置に言及する。位置が特定できないため、仮に本土が攻撃されても報復攻撃が可能であり、「アメリカを現実的に攻撃で滅ぼすことができない」絶対的な抑止力を持っていると語る。さらに、圧倒的なGDPや基軸通貨であるドルのシェアに触れつつ、かつてのソ連や日本、そして現在の中国といった台頭する国々に対して、軍事的・経済的な圧力をかけて覇権を維持してきた歴史的な背景も解説された。

圧倒的な軍事力、経済力、地理的条件など、あらゆる側面で他国を寄せ付けない構造が完成しているアメリカ。鳥海氏はS&P500の長期的なリターンを示し、「この実績は伊達じゃない」と断言。米国株や全世界株式への投資が今後も有効であるという確信につながる知識を提供し、動画を締めくくった。