保冷剤や紙袋はすぐに増えて「不用品」になりがち。ただ、元祖節約主婦として知られる若松美穂さん(50代)は「量を決めて残すと、いざというときに活躍します」と話します。そんな若松さんが「残しておいて助かったもの」を4つ紹介。必要な分だけもつ工夫も併せてお届けします。

1:急なやけどで「保冷剤」に助けられた

以前、手首をやけどしたことがありました。急いで冷やす必要があったのですが、冷凍庫に大小さまざまな保冷剤が残っていて助かりました。

【写真】「あってよかった」不織布のバッグ

その後病院で診察してもらいましたが大事には至らず、保冷剤があって本当によかったと思っています。

●残す量を決めたら管理もラクちん

氷と比べて溶けても扱いやすいので、急な発熱や暑い日の外出、食べ物の持ち運びなどでも意外と出番があります。とはいえ、増えすぎると冷凍庫を圧迫してしまうもの。わが家では「残す量」を決めています。

冷凍庫に入れているのは、大きめのものを3つと、チャックつきアルミ袋1つ分にまとめた小さいものたち。頻度が減る冬場は減らしています。

●増えすぎたら不織布のものから見直す

保冷剤が増えすぎたら、まず不織布タイプから積極的に使って手放します。表面の水分を少し吸ってくれたり、冷たさがマイルドに伝わったりと不織布なりのよさはありますが、衛生面を考えて再利用はしません。ですので、わが家ではポリエチレンやナイロン系のツルツルとしたものがよくキープされています。

2:大きめの紙袋は「4回の引っ越し」で活躍

子どもたちの巣立ちを手伝った数も含めると、ここ10年で4回の引っ越しを経験しました。そのときに大活躍したのが大きめの紙袋です。

軽いものをザクザクと入れられるだけでなく、段ボールの中の仕分けにも便利。なにが入っているのか上から確認しやすいのもよいです。取り出しやすくて自立するので、引っ越し直後の一時的な収納にも向いていました。

●紙ゴミ入れやサブバッグがわりにもなる

さらに、薄手の紙袋は紙ゴミ入れとして使えますし、厚手の紙袋はサブバッグがわりになります。

・マチがあるのでケーキや総菜を安定して入れやすい
・クルマの中に置いても安定感がある
・床置きするしかない場面でも、汚れたら処分できる

とメリットもたくさん。かさばりやすい紙袋ですが、「ここに入る分だけ」と決めてもつことで、使いやすさと収納のバランスをとっています。

3:大きめの収納袋はシーズンものの移動にも使える

不織布の大きな袋も、普段の出番はそれほど多くありません。それでも、引っ越し時の布団やタオル類・衣類の運搬、来客前の一時的な片付け、季節用品の移動や保管など、「あってよかった」と感じる場面が何度もありました。

とくに“汚したくないものをまとめて運びたいとき”には便利です。普段使わないからといって、必ずしも不要とは限らないのだと感じています。

「今使っていない=不要」とは限らない

最近は「ものを増やしすぎない・処分する」「使っていない収納グッズは捨てる」といった言葉を目にすることも増えました。たしかにそうです。もちすぎれば管理も大変ですし、スペースも必要になります。

ただわが家では、このように残しておいて助かったものもありました。「今使っていない=不要」とは限りません。もちろん、置く場所や管理できる量も大切です。だからこそわが家では、

・もつ量を決める
・しまう場所を決める
・使う場面を把握しておく

ことを意識しています。ものを減らしたい気持ちと備えておきたい気持ち。その両方を満たせるちょうどよい持ち方を、これからも探していきたいと思っています。