記者陣を笑わせた秀逸な一言 20歳の日本代表“怪物”ストライカーの素顔「違和感でしかない」【現地発】
堂々たる発言をしたかと思えば、あどけなさで出る一面もある。
先発出場を勝ち取ったスコットランド戦(1−0)翌日の取材で、「菅原(由勢)選手が、後藤選手は食事会場でもしっかりコミュニケーションをとっているから、そういうのも良い連携が取れた要因の1つではないかと話していたが?」と質問を受ると、「いや、これ言うと、また(記事に)書かれるから嫌なんですけど(笑)」と切り出し、こう返した。
さらに「食事のときに、たまに会話に入って面白いことを言うみたいな?」と問われると、秀逸な返答で記者陣を笑わせた。
「いや、俺は本当に、もうアジア予選の(鈴木)彩艶くんぐらい、何もしていないです(笑)」
日本代表が一方的に攻め込むため、仕事がない試合が少なくなかった守護神を例に出したわけだが、咄嗟にその例えが出てくるのは、彼の回転の速さなのだろう。
その後、31日にイングランド戦を戦う聖地ウェンブリーの話題となり、「鎌田(大地)選手はウェンブリーでプレーした経験があるが、それをみんなに伝えたりしているのか」という質問をしてみると、笑みを見せながらこう答えた。
「いや、俺はもうほんと、しゃべらないので(笑)。特に、俺と(鈴木)淳之介くんはほとんど言葉を発しないので(笑)。聞き役で。(話を)振られたら話すんですけど」
「もう、俺と淳くんはすごく話せるんですけど(笑)。淳くんも言っていたんですけど、(食事のテーブルで)座っているメンバーが、僕らからしたら違和感でしかないので。そういうのもあって、あまり話さないと言うよりは、話せないですね
「すごすぎて。ここにいる感覚(実感)があまりないですね」
あまりそういうタイプには見えないが、主力選手と同じテーブルになり、やや萎縮してしまっているようだ。
「書かれるから嫌」と言っていたのに申し訳ないが、いい個性を持っているという意味で紹介させてもらった。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)
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