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 ◇オープン戦 ソフトバンク5―5広島(2026年3月22日 マツダスタジアム)

 ソフトバンク・栗原がマルチ安打を放ち決して本調子ではなかったオープン戦を締めくくった。

 2回1死二塁で栗林のカーブを中前に同点適時打。「ファーストストライクに対して、しっかり自分のスイングができました」。9回には常広のフォークを右前に運んだ。打点を挙げたのはチームのオープン戦初戦だった1日の西武戦以来16試合ぶり。「しっかりと開幕に合わせてできればなと思います」と決意を口にした。

 オープン戦を終えての成績は17試合に出場し打率・216、0本塁打、2打点。チーム内で激しいポジション争いが繰り広げられる中で、自身にとっても不本意な数字になった。それでも2桁本塁打を4度記録し、20年の日本シリーズMVPなど勝負強さもある。幾度となく頼もしい姿でチームを救った。首脳陣の期待も大きい。

 小久保監督は「“オープン戦はなんやったんやろうね”というような開幕ダッシュをできる可能性がある選手。かけてみようかなというところで話してます」と明言。「開幕・三塁」を託す考えであることを示唆した。

 一昨季は打率・273、20本塁打、87打点の好成績で三塁のベストナインも獲得。昨季は右脇腹を痛めて80試合の出場にとどまったが、9月に月間打率・373を記録するなどチームのラストスパートに貢献した。今季は完全復活を目指す。

 新たに選手会長に就任。サブポジションとして5年ぶりにマスクもかぶった。心機一転で臨む新シーズンに向けて栗原がきっちりと仕上げて開幕を迎える。 (木下 大一)