真冬の超短期決戦 前半の戦いぶり【徳島】
2月8日に投開票される、衆議院選挙は中盤戦を迎えています。
真冬の選挙戦に挑む、各候補の前半の戦いぶりを取材しました。
まずは、徳島1区です。
徳島1区には届け出順に、日本維新の会の元職・吉田知代候補 50歳、自民党の前職・仁木博文候補 59歳、中道改革連合の前職・高橋永候補 50歳、参政党の新人・亀井千春候補 50歳の4人が立候補しています。
日本維新の会の元職・吉田知代候補は、大票田・徳島市を中心に選挙区内を駆け回り支持拡大を図っています。
(吉田知代 候補(維・元))
「カルテの電子化などを通じて医療費を削減し、年間4兆円削減をしていきたい。みなさんの手元に年額社会保険料が6万円戻ってくるような、社会保険料の改革も考えています」
1月28日に徳島市で開かれた個人演説会には、日本維新の会の中司宏幹事長が応援に駆け付けました。
(日本維新の会・中司宏 幹事長)
「私たち維新の会は、改革を実現するために、実施するために、実行するために生まれてきた政党なんです。どうか今回の選挙、なんとしてでも吉田知代候補に返り咲いていただきたい」
吉田候補は、引き続き街頭演説を中心に活動し、SNSも有効活用しながら訴えの浸透を図ります。
自民党の前職・仁木博文候補は、選挙戦序盤、地元・阿南市を中心に活動し支持固めに奔走しました。
党の組織力を活かし、県議や県選出の国会議員の協力も得ながら、高市カラーを全面に押し出して訴えの浸透を図ります。
(仁木博文 候補(自・前))
「チャレンジして、会社も投資して、そして稼げるような状態をつくらないといけない。経済が成長し、財源がまた税収として確保できる、そういうふうなことを目指す積極財政を今回やっていきたいということなんです」
2月1日、徳島市で開かれた決起集会には、自民党の鈴木俊一幹事長が応援に駆け付けました。
(自民党・鈴木俊一 幹事長)
「医療だけではなくて、この地元のためにもたいへんに努力され、成果を上げてこられました。中央にとっても、なくてはならない仁木博文さんでございますので、みなさま方のお力を賜ることができますように」
政治の世界に飛び込んで20年余り。
これまでに得た人脈や、高市内閣の人気の高さを武器に支持拡大を図ります。
前回、比例復活当選を果たした中道改革連合の前職・高橋永候補は、選挙区内をくまなく回り、政策の浸透を図っています。
演説の中では、高市政権の短絡的な外交では、日本の平和を守り続けることはできないと訴えました。
(高橋永 候補(中・前))
「今、この日本にとって必要なのは、威勢の良い強い言葉ではありません。戦争の危険を、危機を少なくしていく、知恵を絞って賢く外交していく、そんな姿勢が今の日本には必要だと」
1月31日に行った街頭演説には、公明党の三浦信祐 選挙対策委員長が応援に駆け付けました。
(公明党・三浦信祐 選挙対策委員長)
「生活者ファースト、その先頭に徳島のみなさんの覚悟があります。そして、力があります。それをどうすればいいか、高橋永さんに一票を投じていただくことであります」
小選挙区での当選を目指す高橋候補は、最後まで有権者との触れ合いを大事にしながら、選挙区内を駆け回ります。
参政党の新人・亀井千春候補は、これが初めての選挙戦。
2025年、県内で誕生した参政党所属の地方議員らと連日街頭に立ち、党の看板政策である消費税の減税や、外国人受け入れの制限を訴えています。
(亀井千春 候補(参・新))
「減税をしていきたい。減税によって大人がね、しっかりと余裕ができる、そして外国人さんたちをたくさん入れずに、ちゃんと日本人で日本を回していける、そんな日本にしていきたいんです」
1月28日に徳島市で行われた街頭演説には、参政党の宮出千慧参議院議員が応援に駆け付けました。
(参政党・宮出千慧 参議院議員)
「一部の大企業を除いて、賃金は全然上がらない。自営業の方々も税金の負担が重くてめちゃくちゃ苦しい。これがずっと変わらないんです。この国民の声はどこにいくんでしょうか」
終盤に向けて、勢いある政党のカラーを全面に押し出し、街頭演説を増やして有権者に支持を訴えます。
つづいて、徳島2区です。
徳島2区にには、届け出順に、自民党の前職・山口俊一候補 75歳、共産党の新人・浜共生候補 44歳、国民民主党の新人・飯泉嘉門候補 65歳、無所属の新人・北島一人候補 54歳の4人が立候補しています。
13選を目指す自民党の前職・山口俊一候補は、街頭演説や個人演説会で懸命に支持を訴えます。
前回の衆院選で次点の候補に約3600票差まで迫られたこともあり、序盤から党の幹部が続々と応援に駆け付けています。
(山口俊一 候補(自・前))
「今の政権は残念ながら弱小です。強い政府を、安定した政権を作って、そこが主導権を持ってやっていく、ということがたいへん大事な局面なんだろうと思います」
1月30日、地元・池田町で開かれた個人演説会には、林芳正総務相が応援に駆け付けました。
(林芳正 総務相)
「国会にとって、われわれ自民党にとって本当に大切な方であります。大事な、大事な、山口候補をですね、圧倒的に差をつけて、小選挙区で 勝たせていただきたい」
地方と都市の架け橋として、12期・36年の経験と実績を掲げ、更なる支持の拡大を図ります。
共産党の新人・浜共生候補は、選挙区内を精力的に回り、知名度の向上を図ります。
演説では、消費税5パーセントへの減税や、最低賃金の段階的引き上げなど、共産党の看板政策を掲げ、選挙戦を展開しています。
(浜共生 候補(共・新))
「働くみなさんの賃上げが大事だと、中小企業への直接支援と一体に、全国一律で最低賃金・時給1500円、そして、さらに上の1700円を目指してまいります」
1月30日には、共産党政策委員長の山添拓 参議院議員が応援に駆け付けました。
(共産党・山添拓 政策委員長)
「憲法を守り、平和の担い手として、正面からそれを訴えているのは浜共生さんただ1人です。徳島2区のみなさん、どうかぜひ浜共生さんを押し上げてください」
浜候補は選挙戦終盤に向け、SNSに投稿頻度を上げたり、個人演説会を開くなどして支持の広がりを図ります。
国民民主党の新人・飯泉嘉門候補は、選挙区内を隈なく駆け回り、SNSで街頭演説を告知して、有権者に自ら会いに行く選挙戦を展開。
県知事20年の経験を、国政に活かすとアピールします。
(飯泉嘉門 候補(国・新))
「みなさま方の1票、ご家族の1票、そしてご友人の1票をこの飯泉嘉門にカモーン!どうぞみなさん方、よろしくお願いを致します」
1月29日には、国民民主党の玉木雄一郎代表が応援に駆け付けました。
(国民民主党・玉木 雄一郎 代表)
「もっと工夫すれば、みなさんの手取りをさらに増やすことができます。でも、そのためにはもう一回言います、国民民主党を大きくしてください。そのためには徳島2区で、飯泉嘉門さんを国会に送ってください」
徳島2区を、地方再生の全国モデルにしたいと話す飯泉候補。
1人でも多くの有権者に会うため、さらに加速します。
無所属の新人・北島一人候補は、知名度不足をカバーするため、選挙区内をくまなく回り街頭に立ち続けています。
県議時代の経験や、現場との近さをアピールし、地方から日本を立て直す「新しい風」を徳島から起こしたいと意気込みます。
(北島一人 候補(無・新))
「日本を作っているのは地方なんです。日本の国力は地方経済の集まりなんです。ぜひともみなさまの思いを、みなさまの不安な声を私に託してください。それを力にして私は国へ訴えてまいる」
無所属での国政初挑戦、家族や後援会の協力を得て、組織選挙とは一線を画す草の根運動で挑みます。
(鈴木幸三 後援会事務長)
「私たちの思いを直接、県、国に伝えてくれてます。これだけ熱い男はいません。その熱い男をぜひともみなさんの力で国の方へ送っていただきたいのです」
終盤は、地元の板野郡や鳴門市を中心に支持固めを図るとともに、SNSを積極的に活用し支持拡大を狙います。
2つの選挙区で、それぞれ4人がしのぎを削る衆議院選挙。
2月8日に投開票が行われます。
