假屋崎省吾さんの華道展「うだつをいける」 吉田家住宅で生け込み【徳島】
毎年恒例の華道家・假屋崎省吾さんによる華道展「うだつをいける」が、2026年も1月18日から美馬市で開催されます。
メイン会場の吉田家住宅では14日、假屋崎さんによる生け込みが行われました。
美馬市脇町の「うだつの町並み」。
2026年も「吉田家住宅」でエネルギッシュな声が響きます。
(華道家・假屋崎省吾さん)
「正八角形にして。これじゃ、楕円ですよ。卵型ですよ。七(角形)なの?」
華道家・假屋崎省吾さんの華道展「うだつをいける」。
1月18日からの展示に向けて、14日は朝から大忙しでした。
(華道家・假屋崎省吾さん)
「なるだけ重ねて、重ねて、膨張させないで欲しいの」
作品は、ボランティアや市の若手職員ら約30人と作り上げていきます。
(華道家・假屋崎省吾さん)
「あなたがさっと行って持つの、それを!見ればわかるじゃないのよ」
スタッフは全員、假屋崎さんの言葉の厳しさは、作品への情熱ということを理解しています。
(記者)
「これは何?」
(華道家・假屋崎省吾さん)
「作品に決まってるじゃないですか!作品ですよ、できてのお楽しみ!」
華の道を志し、40年以上の假屋崎さんが、脇町で華道展を開くのは18回目。
独自の色彩感覚と繊細かつダイナミックな作風で、多くの名作を生み出しました。
(華道家・假屋崎省吾さん)
「20年やってるけど、2つと同じ作品がないように作っている。ポンポン、アイデアが浮かんでくる、湯水のごとく」
「言葉で説明するのは性分でない、観た人が感じたままでいい」と假屋崎さん。
江戸時代、藍の商人として財を成した吉田直兵衛の屋敷が、30を超える個性豊かな作品で彩られていきます。
全体のバランスを見ながら、最後の調整を加えていきます。
(華道家・假屋崎省吾さん)
「これとかもいいね、でも、黒が入ると暗いよね。やめとこう、やっぱり、これでいいか」
背景となる着物を選んで、作品が完成しました。
八朔と着物の黄色が見事に調和します。
2026年のテーマは2025年に引き続き「ひな祭り」、会場にはたくさんのひな人形が並びました。
(華道家・假屋崎省吾さん)
「つるし雛、これもお客様がわざわざ持って来てくれた。花材は全部、市民の皆様からの持ち寄り」
華道展「うだつをいける」は1月18日から2月末まで、吉田家住宅のほか、脇町劇場オデオン座などで開かれます。
(華道家・假屋崎省吾さん)
「飛躍、希望、皆が幸せに。1年頑張ろうという気持ちになってもらえるように、作品からのパワーを感じてもらいたい」
