家づくりで「階段に小窓を設置」したら大正解!狭いリビングでも解放感のある暮らし
家づくりでは、設計当初にはプランになかった提案1つで思わぬメリットが得られることも。7年前に地元工務店で注文住宅を建てた日刊住まいライターは、リビング横の階段に小窓を設け、その選択が大正解だったと感じているそう。今回は住んでみてわかった階段の小窓の魅力について語ります。

当初のプランにはなかった、リビング階段の小窓

筆者は夫と4歳の娘の3人家族です。7年前に地元工務店で、延床面積26坪の2階建て住宅を建てました。1階にはLDKと水回りがあり、2階には寝室や子ども部屋があります。
当初、設計士から提案された間取りプランには、階段に窓がついていませんでした。しかし、ピクチャーウィンドウに憧れがあったことと、家の中から玄関側の道路の様子を確認できる窓が欲しかったため、リビング階段の位置に窓を設置したいと希望。
住宅構造に影響しない程度のサイズなら設置できると返事をもらい、採用を決めました。
抜け感&採光でリビングが開放的に

わが家の吹き抜けには、採光のためのFIX窓もあります。ですが、実際に住んでみるとリビング階段に小窓があるおかげで、四方から光を取り込むことができ、より明るい空間になりました。
また、ほどよく視線が抜け、狭いリビングの圧迫感をやわらげる効果もあると感じています。
窓から見える風景がピクチャーウィンドウに!

ピクチャーウィンドウが憧れといっても、住んでいる地域は住宅密集地で、借景できるような自然はありません。そこで、リビング階段の小窓のすぐそばに、シンボルツリーを植えました。
窓は目線より少し上に位置しているため、リビングのソファに座って見上げれば、住宅密集地でありながらシンボルツリーと青空だけが広がります。
シンボルツリーには落葉樹のアオダモを選択しました。春は白い花、夏は青々と茂る葉、秋には紅葉、冬は落葉した姿と、念願叶って1年を通じて異なる風景を楽しめています。

外から見ると、窓の高さは地面から2m以上離れています。家の中から外を確認することはできても、通行人からリビングが見えるということがありません。そのため、カーテンを取りつける必要がないのも大きなポイントです。
においが2階に立ちのぼるのを軽減する役目も
吹き抜けの弊害で、料理のにおいが2階まで上がってしまうこともしばしば。しかし、リビング階段の窓をあけておくことで、空気の流れが分散するのか、においが軽減したのは予想外の発見でした。
小窓からは心地よい風が降りてくることもあり、ちょっと空気の入れ替えをしたいときも活躍。小さい窓ですが、その実力に驚きました。
暮らしのなかで、日々存在感を発揮しているリビング階段の小窓。当初は設計に入っていなかった窓ですが、住んでみて感じたメリットは想像以上でした。家づくりの参考になればうれしいです。
