その一言が命取り!

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面接でのNG発言大賞

面接では、何気ないつもりのひと言でも命取りになってしまうことがあります。そこで、企業の面接担当者に、「不採用を決めた、応募者のひと言」をアンケートで聞いてみました。その中で今回とりわけ際立っていた「モンダイ発言」をピックアップし、ランキングしました。不採用が決まる“NGワード”をあなたもうっかり使っていませんか?

■NG大賞:「好きなブランドは、×××(競合他社製品)です!」

[人事の証言]
「当社の製品の中で好きなブランドは何ですか」と質問したところ、競合他社のブランドをお答えになった男性がいて、面接官一同で首をかしげました。当然、当社の製品名をあげてほしかったのですが…」

[審査員のコメント](敬称略)
細井:う〜ん…、論外な発言をしてしまいましたね。面接前の下調べは、もはや常識。最低限、取り扱い商品や競合となる会社などしっかりと調べましょう。

雨宮:「当社の製品の中で…」と聞かれているのに、他社のブランドを挙げるのは、そもそも質問を正しく聞いていないということ。面接時の質問は、正確に聞くとともにその意図するところを正しく理解することが大切です。


■2位:「経営者がバカだったので、ついていけなかったんですよね」

[人事の証言]
「辞めざるを得なかった理由や状況などを伝えてほしかったのですが、「経営者がバカ」というようなことを直接的な言葉で回答された人がいました。あまりにも幼稚で、正直あきれてしまいました。自分に対する反省点や前向きな姿勢が欲しかったですね。」

[審査員のコメント]
金剛寺:これまた恐ろしい発言ですね。面接の場において、前職の誹謗中傷は安易に口にしてはいけません。というより、人の悪口はいかなるときも言ってはいけません!

細井:主観に基づいた情報だけで批判するのはよくありません!なぜ、“バカ”と思ったのか、面接官も納得するような具体的な例をあげて説明するべきですね。


■3位:「はい、数打ちゃあたると思い…」

[人事の証言]
「何社くらい面接に行っていますか」と聞いたところ、「×社です、数打ちゃあたると思い…」という元気な返事が…。正直な回答なのかもしれませんが、何というのでしょうか、仕事したいという熱意は感じられませんでした…。

[審査員のコメント]
金剛寺:転職をギャンブルと勘違いしている模様。当然の話ですが、この調子ではたとえ数打っても絶対に当たりませんよね。

雨宮:これでは「当たりゃどこでもいい」というように聞こえます。企業が一番知りたいのは「なぜうちを選んだのか」ということです。就職をまるで抽選会のように考えている応募者から、やる気を感じ取ることができるはずはありません。

(この記事の続きは[livedoor キャリア]で)



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