7日間に6件の死亡事故 3年9か月ぶりに『死亡事故多発警報』発令し警戒強める=静岡県
静岡県内では11月6日、交通事故が相次ぎ、高齢の2人が死亡しました。県内では10月31日から6件の死亡事故が発生していて、県は11月7日に多発警報を発令しました。
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11月6日午後7時前、静岡市駿河区曲金で道路を横断中の女性2人が乗用車にはねられる事故がありました。
この事故で近くに住む無職の女性87歳が胸などを強く打ち死亡、職業不詳の61歳の女性が腰などを打ち重傷の模様です。
乗用車を運転していた女性にけがはありませんでした。現場はJR東静岡駅の近くで横断歩道はなく、警察が詳しい事故原因を調べています。
一方、静岡県湖西市吉美の県道では11月6日午後1時すぎ、乗用車が道路を横断していた自転車をはねる事故がありました。この事故で自転車に乗っていた81歳の男性が意識不明の状態で病院に運ばれ、その後、死亡が確認されました。
現場は見通しの良い直線道路の信号のない交差点で、警察が事故の原因を調べています。
県内では10月31日から11月6日までに6件の死亡事故が発生したため、県が3年9か月ぶりに「死亡事故多発警報」を発令し警戒を強めています。