「マイダイアリー」第2話場面カット(C)ABCテレビ・テレビ朝日

佐野勇斗が出演するテレビ朝日ドラマ「マイダイアリー」の第2回が11月3日に放送された。(※ネタバレあり)

【写真】「マイダイアリー」第2話場面カット

本作は、物足りなかった人生を変えた“かけがえのない居場所”と何気ない幸せな日々を描いた、日曜の夜に心をそっと軽くするヒーリングドラマ。完全オリジナルの本作は、社会人1年目となった主人公が各話、些細なきっかけで過去の大切な思い出を振り返る構成で、大学時代を共に過ごした仲間との何気ない日常とその繋がりをノスタルジックに紡いでいくヒューマンドラマ。

描かれるのは、自分と他人との間に見えない距離を感じ、言語化できない悩みを抱える若者たちの等身大の姿。育った環境や性格もバラバラな彼らが偶然出会い、次第に互いを受け入れ合うことで、やがて〈心の居場所〉となっていく様子を情感豊かに写し出します。このドラマを見終わった時、あなたもきっと大切な誰かを思い出すはず…。そんな<青春時代を経験したすべての人>へ贈る、心温まる物語。

佐野勇斗が演じる徳永広海は、理学部数学科の3年生。アメリカの大学に進学するも挫折し、3年生の春から優希が通う大学に編入。幼少期から知識欲旺盛で、数学が得意だった広海は、小学生の頃ギフテッドと判定される。クラスで孤立したことをきっかけにホームスクーリングを選択した過去がある。以来、いつもどこか寂しさを感じていたが、優希たちと出会い…。

10月20日からスタートしたABCテレビ・テレビ朝日系列にて放送中のドラマ『マイダイアリー』第2話では、虎之介(望月歩)を中心としたエピソードが展開された。

虎之介はある日、インターンシップの面接練習のために広海(佐野勇斗)たちを食堂へ集める。大学3年生になったことで、卒業後のことを考え始めたようだ。

虎之介曰く、教育学部に所属する優希(清原果耶)たちと数学一筋の広海は、進む道が見えている人たちだからこそ就活のことを相談しやすいと・・・。

インターンの面接を受けるという虎之介に影響された広海は、”普通の大学3年生”のようにインターンシップのチラシを手に取るのだが、いまいち将来のことがイメージできず悩む。

担当教授の喜田(勝村政信)はそんな様子を見て、広海の変化を喜ぶ。数学のことしか考えてこなかった広海が他人に興味を持ち、人生の選択肢が広がっていることに安心したのだ。

そんな喜田は最後に、「人の人生のスピードに引っ張られすぎないこと。焦らないこと。」と広海にアドバイスをする。そんな個々に成長を見せていく第2話のテーマは虎之介の自己犠牲的な人の好さだが、不器用ながらも優しい彼らに共通する部分を感じられることや、孤独だった広海が周囲から刺激を受けて行動をするという変化も見どころだ。

第2話の終盤、自分の未来に悩むなか、広海は優希からのお願いで優希が家庭教師をしている遥斗(相澤壮太)のもとを訪れる。最初は興味を示さない遥斗だったが、「雨に濡れないための傘の角度」を数学を使って説明する広海に次第に関心を持つ。優希はその様子を微笑ましく見ている。

遥斗の家からの帰り道、広海が見せた笑顔に優希は特別な感情を抱くようになり…。