トークショーでファンに手を振る峰竜太(右)と定松勇樹

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 「池田市制85周年記念競走」(28日、住之江)

 年末のSG・グランプリ(12月17〜22日・住之江)に出場予定の峰竜太(39)=佐賀・95期・A1=と、定松勇樹(23)=佐賀・125期・A1=の師弟コンビが、住之江ボートの中央ホールで「グランプリスペシャルトークショー」を行った。

 トークショーの途中で、峰と定松は「レースが見たい」と言いだし、お客さん4、500人を引き連れ、そのままホールから1マークへ。目の前でこの日の5Rを観戦。ただの一般戦だったが、1Mは大盛り上がりで、場内はちょっとしたパニック。その後、再びホールに戻って質問タイム。ファン大喜びのスペシャルイベントに、関係者、警備の人は大変だったが、ファンは大満足。当初の予定とは大きく変更しての大サービストークショーとなった。

 トークショーは静かに始まった。スタートは「戸田の1号艇で負けた峰竜太です」とあいさつ。SG・ボートレースダービー(戸田)の翌日ということで、優勝戦で人気を背負って負けた峰は少し申し訳なさそうだったが「言い訳させてください。本番はとにかく乗りにくくて、丁寧に回ってしまったのが敗因なんです」という説明に、住之江のファンは温かかった。

 最後に、12月にこの住之江で大一番・グランプリにのぞむ2人はグランプリへの意気込みを話した。峰は「ここに来た人だけに言います。優勝します」とV宣言。弟子の定松は「師匠がこう言ったので、峰さんを倒したいと思います」と打倒・峰宣言となった。