平均年齢56歳、25歳当選も=新人・世襲ともに2割【24衆院選】
衆院選当選者の平均年齢は55.6歳となり、前回の55.5歳から横ばいだった。
最年少は自民党の大空幸星氏(比例東京ブロック)の25歳で、歴代最若年となった。20歳代の当選は大空氏を含め3人。最年長は自民の麻生太郎最高顧問の84歳。次が立憲民主党の小沢一郎氏の82歳だった。
政党別の平均年齢は自民57.2歳、公明党56.8歳。立民54.9歳、日本維新の会52.8歳、国民民主党48.1歳、共産党58.5歳などだった。
新人の当選者は99人となり、前回の97人を上回った。当選者全体に占める新人の割合は21.3%。新人当選の最多は立民の39人で、前回の16人から大きく増加。国民19人、自民14人と続いた。
父母、義父母、祖父母のいずれかが国会議員、または三親等内の親族に国会議員がいて同一選挙区から出馬した候補を「世襲」と定義すると、前回から12人少ない96人が世襲当選で、全当選者の20.7%。自民が64人と最多だった。立民の中村喜四郎・前衆院議員の長男で、無所属で茨城7区から出馬した勇太氏が初当選した。