大谷翔平選手が左肩負傷…山本由伸「戻ってくることを信じている」 今夜か明日精密検査へ
メジャーリーグのワールドシリーズ第2戦。
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)に思わぬアクシデントです。
ドジャース3点リードで迎えた7回裏。
大谷翔平選手は第4打席、なかなかストライクゾーンで勝負してもらえず、フォアボールで出塁しました。
追加点が欲しい場面、チャンスを広げようと大谷選手が2塁へ。
ワールドシリーズで初めて試みた盗塁はアウトとなりました。
さらに起き上がれず、左腕を押さえ横になってしまった大谷選手。痛みで顔がゆがんでいました。
ベンチからロバーツ監督らスタッフが駆けつけると、大谷選手は自ら「左肩を痛めた」と説明。
大谷選手:
肩っすね!肩。(どっちの肩?)左。(左肩?外れた?)たぶん。
滑り込む際、左手を地面に突いたときに痛めたとみられ、結局大谷選手はスタッフに左腕を支えられ、ベンチに下がりました。
この後打席は回らず、27日はノーヒットに終わりました。
試合は9回、ドジャースがヤンキースに1点を奪われましたが、なんとかリードを守り切って2連勝。
山本由伸選手(26)が、日本人投手としては松坂大輔さん以来2人目となるワールドシリーズでの勝利投手となりました。
山本由伸選手:
初回からとにかく全力で入りました。みなさまの歓声で実力以上のものが出せたと思う。(Q.大谷選手のケガについて何か聞いてますか?)戻って来ることを信じてます。
一方、ロバーツ監督が会見で大谷選手の状態を説明しました。
ロバーツ監督:
大谷は左肩の軽めの脱臼(亜脱臼)。強度も可動域も問題なく(私は)希望が持てた。
けがは左肩の亜脱臼で、27日夜か28日に精密検査を受ける予定だということです。
第3戦は日本時間の29日。
大谷選手が出場できるのかも注目されます。