落合博満氏「クジ引いたことないんで。あの気持ちは…」 ドラフト会議での中日・井上監督のド派手ガッツポーズ共感できず
元中日監督の落合博満氏が27日、TBS系「サンデーモーニング」に出演。ドラフト会議で当たりクジを引き当てた中日・井上一樹新監督に言及した。
番組のスポーツコーナーで、お馴染みとなった元DeNA監督の中畑清氏とのコンビで出演。24日に行われたプロ野球のドラフト会議を特集。4球団競合の末、左腕投手・金丸夢斗(関大)を引き当てた井上監督は、絶叫とともにド派手なガッツポーズで喜びを表現した。
膳場貴子アナウンサーが「クジを引き当てて大興奮でしたね、井上監督。中畑さんあの気持ち分かりますか?」と尋ねると、中畑氏は「分かりますよ!4球団が競合したわけですからね。そこで、新人監督ですよ、彼は。クジ引いたの初めてなんですよ。それで当たりクジを引いた、宝くじを一発で引いたって感じですよ」と即答し、井上監督の興奮ぶりに共感していた。
対して、落合氏は「ドラフトで、くじ引いたことないんですよ」と冷静に回答。「そうか、意外ですね?」と膳場アナが話すと、落合氏は「クジ引くまでは球団の仕事、取ってきたら監督の仕事って割り切ってたんでね」と持論を語った。「だから、1位を当てたあの気持ちっていうのは…。(球団の)テーブルで(見ていて)『あっ、よかったな』というのは実感しましたけど、実際はやったことないのでね」と話した。
中畑氏が「でも、オチの興奮するところ見たかったねえ。一度もないもん。この淡々とした。ちょっとムカつくとこあるんですよ」とあくまで冷静な落合氏をイジっていた。