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 お笑いタレント・今田耕司(58)が26日、フジテレビ系「爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル」に出演。スペシャルMCとして出演のタレント・中山秀征(57)と30年ぶりにMC共演した。

 番組冒頭で今田が中山を呼び込み「30年ぶりですか?一緒に司会をするのは!」と言うと、中山も「今ちゃんと、こうやって並ぶの30年ぶり。『殿様のフェロモン』以来」と答えた。

 2人は同局の深夜番組「殿様のフェロモン」に93年10月かた94年3月まで初共演でMCを務めた。今田が「ネットニュースにちょっとなって…30年前、非常に仲が悪かったと」と言うと、中山は「だって、今ちゃんはさ、オレの命を狙いに来てるんだもん、だって」と応酬。今田は「ダウンタウンさんから、拳銃を渡されたんです。っていうくらいのバチバチのお笑いの時代やったんです」と語った。

 中山は「番組って、みんなで作っていくもんじゃない。テレビってのは。たとえばロープに振ったら、返ってくるわけじゃない?絶対に返ってきませんからね。乗らない」と明かせば今田も「何回も振ってくんねん。全部、無視してやった」と認めた。

 共演者から「最低!」という声が上がったが、今田は中山は「めっちゃ優しいねん。それでも、ずっとオレのことを半年、こうちゃんって呼び続けた」と明かした。それでも中山は「ただ、ちょっと油断すると、関節持たれて決められるんです、本気で」と言うと、今田は「本当にその節はご迷惑をおかけしました。すみません」と頭を下げ“和解”。

 中山も、今だから「逆に、本当に今ちゃんにいろんな笑いがあるんだぞ、っていうのをね。テレビだけじゃない笑いがあるんだぞっていうのを勉強させたもらいました。ありがとうございました」と感謝。今田は「とんでもないです」と言った後、「せっかく来ていただいたんで、まずは、ヒデちゃんから中丸くんの謝罪をお願いします。どうぞ」と、日本テレビ「シューイチ」で共演の中丸雄一が女子大生とのホテル密会を報じられ謹慎中なことをいきなりぶち込んでいた。