ソフトバンク、日本シリーズ13連勝 有原航平が先制V打＆7回無失点の好投 エース「二刀流」の活躍でDeNAに先勝

　◆SMBC日本シリーズ2024　第1戦　DeNA3―5ソフトバンク（26日、横浜）

　ソフトバンクが、DeNAに先勝し日本シリーズ13連勝を飾った。

　打線は2回、1死から栗原陵矢が四球で出塁すると、2死となってから牧原大成が左翼線への二塁打を放ち2死二、三塁とした。続く甲斐拓也は申告敬遠で満塁。9番の有原航平は慌てて防具などを装着しバッターボックス向かうと、カウント1―1からジャクソンの153キロ直球を右前にはじき返す2点適時打で先制に成功した。

　自らのバットで先制点をたたき出したソフトバンク先発の有原は、序盤から安定感抜群の投球でDeNA打線を抑え込み、7回4安打無失点の好投でリードを守った。

　2点リードの8回はヘルナンデスが無失点投球を披露すると、打線は9回に今宮健太の2点適時二塁打、栗原陵矢の適時打で一挙3点を奪い終盤でリードを5点に広げた。最終回は守護神のオスナがリードを守り切り、敵地で先勝に成功した。

　ソフトバンクは2018年広島との第3戦から、巨人と戦った2019、20年の2年連続「スイープ日本一」を挟み、これで日本シリーズ13連勝となった。