小安峡をまたぐ河原湯橋から絶景の紅葉が見渡せる(カメラ・山崎 賢人)

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 暑い夏を乗り越え、徐々に秋らしい気温になってきました。紅葉の名所が多い東北各地の木々もやっと色づき始めてきましたので、とうほく報知が毎年掲載している「紙上鑑賞 みちのくの紅葉」を今年もお届けします。

 初回は秋田県湯沢市にある「小安峡」。皆瀬川の急流から両岸が浸食されてできたV字の谷。その谷をまたぐ河原湯橋からは絶景の紅葉が見渡せる。岩づたいの階段を下りた先には間近で激しく噴き出す熱湯と蒸気が楽しめ、近くにある観光物産館の駐車場には無料で入れる足湯も設置。噴き出す温泉の湯気や地熱を利用したお土産も販売され、海外の観光客も多く訪れる紅葉の名所では、五感をフル活用して楽しめる。(10月25日撮影)