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街ゆく人の手には上着がー

22日の札幌・大通公園です。

午前中から暖かく、薄着で歩く人の姿も見られました。

(長岡記者)「外にいても非常に過ごしやすいです。12時の段階で気温は19℃です」

札幌は22日、最高気温が20.3℃となり、5日ぶりに20℃を超えました。

しかし、週末は今季一番の冷え込みでした。

札幌は20日に初雪を観測、21日も3.6℃まで下がり初霜を観測しました。

この急激な気温の変化にマチの人から聞かれたのが・・・

(札幌市民)「いつも体調崩しちゃうんですよね。季節の変わり目なので、いやですね」

(札幌市民)「ティッシュを持ち歩くようになりましたね。鼻水対策」

(札幌市民)「(くしゃみが)出ています。(犬の)散歩のとき」

鼻水などの症状に悩まされるとの声が多く聞かれました。

この時期、風邪とともに特に注意が必要なのが「寒暖差アレルギー」です。

耳鼻咽喉科の医師によると、風邪や花粉症ではないのに、くしゃみと鼻水・鼻づまりが起きるのが典型的な症状だといいます。

(北円山耳鼻咽喉科アレルギークリニック 白崎英明院長)「鼻の中とか皮膚の表面に温度を感じとるセンサーがありまして、それが17℃以下で働く。例えば日中暖かくて17℃以下に急になるような、朝方寒いというような状況が起きますと、そのセンサーが急に働きまして、より活動を強くする」

風邪と同じ症状がでる寒暖差アレルギー。

どう防げばいいのでしょうか。

(北円山耳鼻咽喉科アレルギークリニック 白崎英明院長)「露出している場所、足首・手首と首回りと温めるのが重要かと思います」

札幌の生活雑貨店では体を温めるアイテムがおよそ100種類並んでいます。

このなかで首や手足を温めるグッズを実際に身につけてみると…

(吉岡記者)「寒暖差アレルギーに効くという3つの首を温めてみました。普段露出している部分を温めることで、体がじんわりと奥の方からぽかぽかと温まっていくのが分かります。これなら季節の変わり目も乗り切れそうです」

体調を崩しがちなこの季節。

風邪はもちろん、大きな気温差による寒暖差アレルギーへの対策も必要です。