1打及ばず2位タイに終わった岩井明愛(C)日刊ゲンダイ

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【NOBUTA GROUP マスターズGCレディース】最終日

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 イ・ミニョン(32)が通算14アンダーで優勝した今大会。最終日は時折突風が吹き荒れ、アドレスで仕切り直しする選手が多数いた。3日目までの平均スコアはアンダーパーだったが、この日は一転73.5。

 スコアを崩す選手が多かった要因は風だけではない。ピン位置が左右に振られ、しかも奥めが多かったからだ。

 その象徴が17番パー3。184ヤードの距離だが、この日の実測は190ヤード。グリーンの奥行きは36ヤード。カップは手前から30ヤード、右4ヤードに切られていた。バーディーは60人中たったの2人(18ホール中、最少タイ)。ボギー以上は16人もいて、同ホールの平均スコアは4日間で最悪の3.250だった。

 ツアー関係者が言う。

「最終日の17番のピン位置は、女子プロにとって最も苦手なところです。グリーンは基本的に“受けている”。グリーン奥からは傾斜が強く、ピン奥からのパットは転がりが速い。グリーン奥に外せばまず寄らず、ピンに向かって突っ込めない。この日の17番のように長いクラブを持たされるとなおさらです。しかも女子プロはフック打ちが多い。ピンが右端に切られるとグリーンの右サイドに外してのボギーか、それが怖くてピン左のかなり手前に乗せるだけという守りの気持ちが強くなり、ピンまで距離を残しての3パットも多くなる」

 ちなみに、最終日は18番(373ヤード=パー4)の平均スコアも4.2667。奥行き39ヤードのグリーンでピン位置は手前から30ヤード、左6ヤード。やはり、奥めで難しかった。

 毎年のように米女子ツアーに挑戦する選手が後を絶たず、今季は笹生優花(23)が全米女子オープンで2度目の優勝を飾り、渋野日向子(25)が2位。エビアン選手権では古江彩佳(24)が勝ち、全米女子プロでは山下美夢有(23)も優勝を争い2位でフィニッシュ。ルーキーの西郷真央(23)は新人賞が濃厚で、いつ勝ってもおかしくない成績を残している。

 ピン位置は主催者の意向もあり、毎週、毎回難しい位置には切れないが、女子プロ協会の「4日間大会を増やし、厳しいピン位置が選手のレベルを上げている」という話は、あながち外れてはいない。