堂本剛、“汗かき仲間”の綾野剛の退場に「2人がよく生き延びられたなと思って」

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「KinKi Kids」の堂本剛(45)、俳優の綾野剛(42)らが19日、都内で行われた映画「まる」(荻上直子監督)の公開記念舞台挨拶に登場した。

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主演の堂本が演じるのは、美大卒だがアートでは身を立てられず、人気現代美術家のアシスタントをしている男・沢田。ある日、腕のけがが原因で職を失うが、部屋の床にいた1匹の蟻(アリ)に導かれるように描いた〇(まる)を発端に、日常が〇に浸食され始める奇想天外な物語。

堂本は劇中歌や主題歌も担当しており、「初めての映画音楽を務めさせていただきましたが、とても難易度の高い仕事だったなと思っています。普段、自分が制作している音楽とは違ういろいろな学びが非常にありましたので、貴重な経験をさせてもらいました」と振り返った。

劇中、堂本が「僕が沢田です」と名乗るシーンがあり、試写した知人から「あれは志村(けん)の間だ」と指摘されとか。「『あれは“あたすが”の間でしたよ。自然とやってらっしゃるんですね、すごいですね』ってちょっとイジられた」と言い、「後で見直したら、確かに『あたすが』の間でしたね」と隠れた見どころを紹介した。

また、登壇者の挨拶が終わり、トークが始まると、綾野が「すいません、ちょっと汗が…一瞬拭いてきていいですか?」といったん退場。堂本は「綾ちゃんと僕はですね、極度の暑がりでですね。私はこの下はノースリーブにしました」と発汗対策を明かし、「今日30度くらいですよね?(待機していた)廊下が結構暑くてですね、2人がよく生き延びられたなと思って入って来た」と笑わせた。

退場から約2分半後、戻ってきた綾野は「朝からトレーニングして、随分と代謝が…」と説明し、「すごいんですよね、僕たち」と堂本とうなずき合った。