【何を着れば…】東京19℃急落も?土曜日から気温乱高下「暑がりさん」「寒がりさん」の服装目安を改めてご紹介!
今週末から来週にかけての天気予報は、見ると驚くような情報がいろいろと入っている。
【気温急落】東京都心:(土)最高29℃ → 来週(月)最低10℃
18日(金)は西日本を中心に気温が上がり、福岡市や大分・日田市などで30℃を超えて、過去最も遅い「真夏日」を記録した。
19日(土)は南から暖かい風が入り、特に関東で気温が上昇。こちらも「真夏日」を記録するところが出てきそうだ。東京都心も29℃まで上がる予想となっている。
まだまだ"夏"が続くのか…と思ってしまう予報だが、このあといきなり、季節が“変わる"。
低気圧から伸びた寒冷前線が通過することで、冷たい北風が流れ込むためだ。
東京都心は20日(日)が最低14℃、週明け21日(月)は最低10℃と一気に11月上旬並の冷えとなる。長野では19日(土)の最高26℃から週明け21日(月)の最低が6℃と20℃も"急落"しそうだ。
19日(土)と21日(月)の気温差の大きい地点を挙げてみると…。
<地点/気温差 :(土)最高℃→ (月)最低℃>
長野/20℃ ↓:(土)26℃ →(月) 6℃
東京/19℃ ↓:(土)29℃ →(月)10℃
宇都宮/19℃ ↓:(土)27℃ →(月) 8℃
仙台/19℃ ↓:(土)28℃ →(月) 9℃
釧路/18℃ ↓:(土)20℃ →(月) 2℃
秋田/17℃ ↓:(土)23℃ →(月) 6℃
東日本で特に落差が大きそうだが、全国的に10℃以上下がるところが多い予想だ。
【初雪か?】北海道で「雨か雪」予報
20日(日)の北海道・旭川や札幌の予報は「曇一時雨か雪」となっている。寒冷前線の通過後、上空に強い寒気が流れ込むためで、初雪となる可能性があるのだ。
平年の初雪は、旭川が10月19日、札幌が10月28日となっている。
異様な暑さが続く年としては意外にも感じるが、平年並か平年より早い"冬"の便りがあるかもしれない。
「暑がりさん」「寒がりさん」何着れば?それぞれの服装目安
フジテレビ気象センターでは、「暑がりさん」「寒がりさん」の体感の違いに注目し、それぞれに向けた服装目安の表を独自に作成している。再掲載となるが、気温乱高下の今こそぜひ活用いただけたら嬉しい。
【オススメ服装】
◎25〜30℃
暑がりさん : 半袖
寒がりさん : 半袖
◎20〜25℃
暑がりさん : 半袖+サマーニット
寒がりさん : 長袖シャツ + 薄いアウター
◎15〜20℃
暑がりさん : 長袖シャツ
寒がりさん : セーター + 機能性インナー
◎10〜15℃
暑がりさん : カーディガン
寒がりさん : コート
◎5〜10℃
暑がりさん : セーター
寒がりさん : ジャンパー、ダウン
「寒がりさん」は筆者の体感を元に作成しているが、20日(日)〜21日(月)は、気を抜くとすぐに風邪を引いてしまいそうな予感がしているので、しっかりジャンパーやコートを羽織って出かけたいと思う。
その後は、来週半ばにまた広く「夏日」となる予想も出されている。しばらくジグザグな気温が続きそうだ。引き続き最新情報の確認と体調管理に十分な留意をお願いしたい。
(フジテレビ気象センター 川原浩揮)