スポルティングCPで監督を務めるルベン・アモリム photo/Getty Images

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マンチェスター・シティはスポーツディレクター(以下、SD)のチキ・ベギリスタイン氏の今季限りでの退団を発表した。後任は日本代表の守田英正が所属するスポルティングCPでSDを務めるウーゴ・ヴィアナ氏で、2025年の夏からシティでの仕事を開始するようだ。

ヴィアナ氏はヴィクトル・ギェケレシュをはじめ多くの実力者獲得に貢献しており、現指揮官であるルベン・アモリムをブラガから引き抜いたのも彼だ。そのため、今季限りでの退団が予想されているペップ・グアルディオラの後任としてアモリムの名前が浮上している。

「アモリムがスポルティングの指揮官に着任して以来、チームはより良いサッカーを実践している」

「アモリムは現時点で準備ができていることがわかる。スポルティングを率いてリーグ優勝するのは簡単なことではない。スポルティングは20年間優勝できずにいたが、アモリムがやってきてすでに2回優勝している。これは仕事がうまくいったことを示している」

「彼がイングランドやスペイン、あるいは他の場所で同じことを成し遂げられるかは、実際に行ってみないとわからないが、彼の素質の高さは誰の目にも明らかだと私は確信している」

『CNN PORTUGAL』では現在マンチェスター・ユナイテッドでプレイするポルトガル代表のブルーノ・フェルナンデスが古巣で監督を務めるアモリムを絶賛している。ブルーノが言うようにスポルティングは01-02シーズンにリーグ優勝して以来、タイトルから遠ざかっていたが、アモリム就任後は20-21シーズンと昨季の23-24シーズンでリーグを制覇している。今季は開幕から8戦全勝と素晴らしいスタートダッシュに成功し、リーグ連覇に向けて順調に歩を進めている。

ペップの後任として候補に挙がっているアモリム。果たして来夏からシティに加わるヴィアナ氏の最初の仕事はアモリムの引き抜きとなるのだろうか。