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 元女子プロレスラーでタレントの北斗晶(57)が7日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月〜木曜深夜1・00)に出演。共演NGだという女子プロレスラーを明かす場面があった。

 この日はタレントの勝俣州和とトークを展開。プロレス好きだという勝俣相手に現役時代の話で盛り上がったが、北斗は「私今、ちょっと話飛びますけど、神取忍との対談とか、TV番組(出演のオファーが)結構あるんですよ。前から。“対談どうですか?”とか、2人で仲直りの番組あったりとか」と告白。

 「私、絶対受けないです」と言い切り、勝俣も「あ、いいですね」と反応した。

 北斗と神取は1993年4月2日のシングルマッチでは、プロレスのルールを超えた壮絶な大流血戦を繰り広げた。勝敗を超えた名勝負としてファンの間で語り草となっている一戦を共にした相手だが、北斗は「なぜかって言ったら、当時、大嫌いでした」とぶっちゃけた。

 「今も好きか嫌いかって言ったら嫌いです」ときっぱり。それでも「嫌いなんだけれども、同じ時代に生まれてくれたことに、とても感謝してます」との思いも明かした。

 「あの人がいなかったら、私今はないですし、北斗晶もそこまでいかなかったと思ってるので、同じ時代に生まれたことって、人にはそういうことって絶対あると思うんですよ」と強調。「例えば(夫の佐々木)健介は、小橋(建太)さんと同じ時代に生まれてこられたことを凄く感謝してると。たぶん小橋さんもそうだと思うんですよ。だから凄い試合ができたんですね」と話すと、「私にとってたぶん神取忍ってそうなんですよ」と続けた。

 「でも嫌らしい話になりますけど、お金になりますよ、それで何かやれば」「それを一切断ってるんですよ」と北斗。「あたしが死ぬか、神取が死ぬか、分かんない、先に、どっちが死ぬか。まあ葬式は行ったとしても、あたしは神取が先に死んだら棺桶の中見て“バーカ、ざまあみろ”って言ってやりたいっていう。だから神取もまた言ってもらいたいっていうか、そういう仲のまんまでいいんじゃないかと私は思ってます」と力を込めた。

 勝俣は「確かにね。あの時熱狂したプロレスファンたちがいるわけで、その濃度は薄めないでほしいですね。後でいろいろしゃべられるよりも、あの試合だけがあればいいんだよって、僕たちは思いますね」と納得したように話した。

 北斗は「それでそう思ったきっかけが、なんと一度もお会いしたことのない(元女子プロレスラーの)池下ユミさんなんですよ」と意外な回答。

 北斗はかつてテレビ局の若いスタッフから、池下さんが「怖かった。あいさつもしてくれない」とのエピソードを聞いたという。「それを聞いた時に思ったんですよ。やっぱり顔って見せちゃいけないと思って」。

 そのため「会場に入って、だから私一切見せませんでした、入場の時も見せませんでした、顔を。まあ見せてた時もありましたけど」としながらも、「だから面着けてたんです。脱いでお面を投げた瞬間にわーってなるので、それも計算の元だったんですね」と回顧した。