玉川徹氏(2019年撮影)

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元テレビ朝日社員の玉川徹氏が11日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜午前8時)に出演。2013年の参院選前に当時の安倍晋三首相が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)会長らと自民党本部で面談していたとされる報道に関して言及した。

玉川氏は「記事では複数の証言も得ている。写真も『AIで作れる時代じゃないか』ということではないという前提に立てば、この写真と証言から選挙協力のお願いをしたということ。それであれば、旧統一教会のトップと自民党総裁としての安倍総理が会って、選挙協力の話をしたのであれば組織的に関与したという疑惑になった」と言及した。

今回の報道は「総裁選の争点にもなる」と指摘。「組織的な関与がないというのが公式見解だったが、疑わせる疑惑が出てきたのであれば調査しないで良いという話にはならない」と説明した。

番組では、党総裁選(9月12日告示、27日投開票)の候補者の反応も紹介。その上で、玉川氏は「今後の話しだけではなく、何があったのかを問われていく。もしも、今後が大事という話だけで行くのであれば選挙の争点にもなってくる」とコメントした。