V6ターボ搭載で420馬力!? 日産「“最強”スカイライン」がスゴい! 手組みエンジン&赤い「GT」バッジが特別すぎる「NISMO」どんなモデル?
NISMOのチューニングで420馬力にパワーアップ!
日産唯一のセダンである「スカイライン」には、最強仕様の「NISMO」がラインナップされ、2023年9月に発売されました。
60年以上にわたるスカイラインの歴史において、初となる「NISMOロードカー」ですが、どのようなモデルなのでしょうか。
スカイラインNISMOは、スカイラインの通常グレードかつハイパフォーマンスモデルである「400R」をベースとし、NISMOがチューニングを施した“さらなる高性能仕様”として登場しました。
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外観は、専用の形状や配色とした前後バンパーとサイドシルカバーを装着。ロアグリルにはNISMOシリーズに共通するスクエア形状を採用したほか、ドアミラーやボディ下部には赤いラインがあしらわれています。
これらのパーツはスタイリングをアグレッシブに見せるのみならず、空力性能とダウンフォースといった機能性も兼ね備えています。
加えて、左右のフロントフェンダーには赤い「GT」バッジが配されているのですが、これは2代目「スカイラインGT-B」をモチーフとしたアイテムです。
内装は、「スポーツドライビングに集中して欲しい」というNISMOの思いが込められ、シックなブラックに統一。280km/hまで刻まれたスピードメーターやレッドリング加飾付きタコメーター、レッドセンターマーク付きの本革巻ステアリングなど、ドライバーのスポーツマインドを掻き立てるアイテムも装着されました。
スカイラインNISMOのパワーユニットは、ベースの400Rと同じく3リッターV型6気筒ツインターボエンジンを搭載。
最高出力は、400Rが405馬力を発揮するのに対し、スカイラインNISMOではNISMOがチューニングしたことで420馬力を達成し、最大トルクも550Nmまで向上させました。
ハイパワーになっただけでなく、日常での使いやすさも考慮されたチューニングが実装されており、前走車を追い越すときや高速道路での加速時など、キックダウンせずに力強い加速が可能なトルク特性を実現しています。
トランスミッションも400Rと同じ7速ATですが、スカイラインNISMOはドライブモードやシフトプログラムにもチューニングがおこなわれた結果、反応性の良さや質の高い走りを可能にしました。
なお、駆動方式はスカイライン伝統のFR(後輪駆動)を踏襲しています。
そのほか、ボディには「GT-R NISMO」同様の高剛性接着剤をガラス周りに使用し、ねじり剛性が向上。サスペンションとスタビライザーにもチューニングがおこなわれ、ブレーキやタイヤ、ホイールにも専用に開発されました。
1000台限定で2023年9月に発売されたスカイラインNISMOですが、さらなる高性能仕様として100台限定の「スカイラインNISMO リミテッド」が2024年夏に発売。
リミテッドは“匠”が手組みされた高精度エンジンや、職人が手作業で貼付したデカールなどが盛り込まれたスペシャルな仕様となっています。
合計1100台の激レアな特別モデルですが、すでに完売済み。これまでのスカイラインオーナーや日産ファンなどを中心とした人たちが購入したといいます。
なかでもNISMO専用カラーである「ステルスグレー」が約半数を占めており、通常グレードでは選択できない特別なカラーが人気を博したようです。
スカイラインNISMOはSNSでも話題となり、「めっちゃカッコいい」「やっぱ風格が違う!」「久々にカッコいいセダンが登場した」「NISMO専用グレーが似合う」「NISMOのレッドラインがイイ!」など、スタイリングやカラーリングを評価するコメントが数多く寄せられました。
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価格(消費税込)は、スカイラインNISMOが788万400円、スカイラインNISMO リミテッドが947万9800円で抽選販売されました。