HonorのジャオCEO

写真拡大 (全2枚)

2024年9月9日、韓国・ソウル新聞は「中国の電子メーカー、Honor(オナー)がサムスン電子とアップルを挑発した」と伝えた。

ドイツのベルリンで開催中のエレクトロニクスショー「IFA 2024」で、Honorの新製品発表イベントが行われ、同社は折りたたみスマートフォン「Magic V3」を紹介した。登壇したジョージ・ジャオCEO(最高経営者)は米アップルとサムスン電子を引き合いに出し「iPhoneよりも頑丈」「Galaxyよりも薄い」と、「挑発」してきたという。

イベントでは、サムスン電子が昨年7月に発売した「Galaxy Z Fold 5」(13.4ミリ)、今年7月に発売した「Galaxy Z Fold 6」(12.1ミリ)の厚さを数字で示し、それと並べて「Magic V3」の薄さ(9.2ミリ)をアピール。ジャオCEOは「(サムスンは)とても重く、とても厚い」と比較してみせた。HonorのジャオCEO

同製品に関しては、本体に「Galaxy Z Foldユーザーに申し訳ない。薄くて軽く耐久性に優れたMagic V3を見て、裏切られた気分になっているだろう。私たちは皆さんの苦しみを理解する」といった内容の長文を刻み込んだ特別バージョンをプロモーションで公開し、話題を集めていた。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「いくらアピールしても爆弾だからな」「薄くなっても爆発力はそのままなのか?」「手を触れたら爆発しそう」「薄くて軽かったらどうだというんだ?。そんなのは技術力ではない」「耐久性が問題でしょ」「すごいね。それで、バッテリー持続時間は?」「はいはい、うらやましいよ。君たちがいっぱい使ってね」「中国製スマホはただでもらっても使わない」など、冷ややかな声が多数寄せられている。(翻訳・編集/麻江)