『FINAL FANTASY』作曲家・植松伸夫がバンド編成でコンサート 『植松伸夫 con TIKI SHOW』が2Days開催
『植松伸夫 con TIKI SHOW』が10月5日(土)・6日(日)の2日間にわたり、東京・大手町三井ホールで開催される。
『植松伸夫 con TIKI SHOW』は、『FINAL FANTASY』シリーズや『FANTASIAN』などのの作品の作曲で知られる植松伸夫と自身のバンド“con TIKI”(コンチキ)によるコンサート。「オープニング~爆破ミッション(FINAL FANTASY VII)」や「悠久の風(FINAL FANTASY III)」などの人気曲を植松がソロで演奏するほか、「Melodies of Life(FINAL FANTASY IX)」「素敵だね(FINAL FANTASY X)」「No Promises to Keep (FINAL FANTASY VII REBIRTH)」やオリジナル曲「卵の中から産まれたあの子(アカリガタリより)」などの楽曲を5人編成のバンドで演奏するパート、“歌×朗読×映像×演奏”のオリジナルプロジェクト「アカリガタリ」を披露する朗読ライブの、3つのコーナーで構成される。
植松伸夫のコメントは以下のとおり。
植松伸夫
これまで長い間ゲーム音楽の作曲ですとか、The Black MagesとかEarthbound Papasとかオーケストラとか吹奏楽といった様々なタイプの音楽で表現することを続けてきました。
思うにロックやジャズやオーケストラといった音楽のジャンルは原曲にとって着せ替えのようなものです。
ファミコン用に電子音3音で作られた拙いメロディにたくさんの人達が綺麗な洋服を着せてくれて世に送り出してくれました。
おかげさまで今では僕の作った楽曲達は国境を超えて多くのゲームファンの皆様に喜ばれております。
こんなことは自分の人生の中で予定されていなかったことでただただ自分の運の良さに感謝するばかりです。
でも僕には一つだけまだやり残したことがあります。
それは「ゲーム(他人)のために音楽を作る」のではなくて「自分が作りたい音楽を作る」ということ。
この歳になってコンチキを組んでみて初めてそれが実現できるようになりました。
インスト、歌、朗読、ビジュアル…やりたいことはなんでもアリ!
もちろんコンチキではこれまで作ったゲーム音楽も演奏しますよ。でもそれだけではなく僕の作る新曲を土台にメンバー達のアイデアを盛り込んで昨日まではこの世に存在しなかった音楽を今日新しく生み出すこと…それが今の僕にとって一番の楽しみです。
皆様、是非ご一聴ください!
『植松伸夫 con TIKI SHOW』チケットは、イープラスほかにて受付中。チケットには、来場者特典として、公演限定記念ステッカーと終演後のcon TIKIメンバーとの握手会が付属。当日入場時にはcon TIKIメンバーと写真撮影(握手会後)が行える抽選会が行われるほか、当選者との撮影会も開催予定だ。そのほか詳細は、公演公式サイトを確認しよう。