松本の代理人を務める田代政弘弁護士

《ポスト、リポスト普通にしょうと思ってます。当たり前の権利やし。》

 2024年7月14日、ダウンタウン松本人志が数カ月ぶりにXへ文章を投稿し、今後は定期的にSNSを更新していくことを宣言した。

 松本の性加害問題が『週刊文春』に報じられてから、約7カ月。松本は、一連の報道を名誉毀損として、発行元である文藝春秋社と編集長に約5億5000万円の訴訟を起こしている。長らく沈黙を保ってきたが、ここ数日、松本の周辺はにわかに慌ただしくなっている──。

 そんななか、7月には、性被害を訴えているA子さんにつきまとう探偵が複数おり、松本の代理人である田代政弘弁護士の依頼であると認めたことが同誌に報じられていた。田代弁護士は、A子さんと親交のある男性に接触し、A子さんに出廷させないよう「妨害工作」を試みたと伝えられている。

「田代弁護士は、所属する八重洲総合法律事務所の公式HPに文書を掲載。事務所宛に寄せられた匿名情報をもとに、探偵へA子さんの尾行を依頼したと認めています。ただ、匿名の情報に関しては《「週刊文春」が関与していたのではないかとの疑念が払拭できません》と主張しています」(芸能記者)

 7月11日、『ミヤネ屋』(日本テレビ系)がこの話を報じると、松本は無言のまま文書画像をポスト。松本の代理人弁護士らによる、番組内での発言に対する抗議文をアップしていた。

 そこへきて、今回の《当たり前の権利やし》宣言だ。実際、3月の《世間に真実が伝わり、一日も早く、お笑いがしたいです。》というポスト以降は、リポストばかりだった松本だが、今回の投稿では、反応した芸能人らの声にも次々と反応。三村マサカズからの《普通に飲みましょう。》というお誘いに、《あっ!この人知ってる》《了解です》などと“ご機嫌”で返事している。

 だが、事実関係の白黒もついておらず、記者会見を開く予定があるわけでもない。なぜこのタイミングでのX再開なのか、不明瞭な点ばかりだ。Xでは、松本の一連の立ち回りに「センスなくなった」といった厳しい声が寄せられている。

ダウンタウン松本はだいぶすべってる存在になったなー》

《別に誰も止めてないでしょ ほんとに面白くなくなったよね…いなくてもなんの問題もないことわかったしね…》

《いちいち怯えてないで普通にしゃべれば良いのでは?堂々とすれば良いのに、後ろ暗い事があるからコソコソXするダサ男になってしまった》

松本人志さんツイッター再開したけど仲間内の応援メッセージに応えるだけで、そんな事は普通にLINEでやればいいのに。と思っています。なんかダサいな。》

 着地点を見失ったかのような言動が続くが、はたして松本には復帰の道筋が見えているのだろうか。