西島秀俊ハリウッドデビュー作『サニー』より、ラーメン店で外国人女性をナンパする出会いのシーン
![Apple TV+『サニー』7月10日より全世界同時配信開始(画像提供:Apple TV+)](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/2/a/2ae70_760_2335572_20240710_055035_size640wh_19337779-m.jpg)
Apple TV+のためにA24が製作した本作。受賞歴のある日本在住のアイルランド人作家コリン・オサリバンによる小説「ダーク・マニュアル」を原作とする本作。主人公スージーは、京都に住む“ロボット嫌い”のアメリカ人女性。謎の飛行機事故で夫マサ(西島秀俊)と息子の消息が分からなくなり人生が一転。悲しみの中、「お見舞い」と称して届けられたのは、冷蔵庫の開発をしていたはずの夫マサが、スージーのために造ったという、新型家庭用ロボット「サニー」だった。
スージーは、慰めようと話しかけてくるサニーに対し、最初こそ腹を立てるが、サニーとともに夫に何が起きていたのかを探っていくうちに、2人の間にはいつしか友情が生まれていく…。そしてスージーは、夫の過去をたどるうち、恐ろしい世界に足を踏み入れていくこととなる。
この度解禁された本編映像は、主人公スージーが、家族の始まりだった夫マサとの出会いを思い出すシーン。スージーにとって、幸せで思い出深い記憶のはずが、マサの周りで起こった不可解な出来事の数々によって、疑心暗鬼に陥ってしまう場面となっている。
2人が出会った場所は、人気ラーメン専門店「一蘭」。ロボット嫌いのスージーは、食券機にも買い方がわからずイライラ。そんな彼女を、後ろに並んでいたマサが優しく手助けしたのがきっかけだった。一蘭独特の“味集中カウンター”と呼ばれる、1人1人の空間が仕切りで区切られた席が並ぶ中で、まっすぐスージーの隣へと座ったマサは、どこか慣れたように話しかける――「俺の名前はマサ、殺人ロボットを作ってる。 仲間に入る?」と。
愛し合い、お互いを理解していたはずの夫マサはいったいどんな人物だったのか。なぜマサは、冷蔵庫を作っていると言いう嘘までついて、スージーの為にサニーを造っていたのか。スージーの脳裏に浮かんだマサの“闇”の正体とは――?ダークな空気感と、不可解な謎が絡み合う本作の物語から目が離せない。