Copilot+ PCをいち早く体験! 洗練されたデザインのノートパソコン「ASUS Vivobook S 15 S5507QA」レビュー

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ASUS JAPAN株式会社は、洗練されたデザインが特徴の「ASUS Vivobook S 15 S5507QA」を2024年6月18日(火)より発売した。ASUS製品で初めて次世代AI機能搭載のCPU「Qualcomm Snapdragon X Eliteプロセッサー」を搭載したCopilot+ PCであるだけに、気になる人も多いだろう。いち早くメーカーから実機をお借りすることができたので、ここで紹介しよう。

■Copilot+ PCとは?
今回、お借りした「ASUS Vivobook S 15 S5507QA」(以下、Vivobook S 15)は、Copilot+ PCを採用したノートパソコンだ。Copilot+ PCとは、AI機能を大幅に強化した次世代PCであり、Copilot+ PCと呼ぶためには、マイクロソフトが規定した条件を満たす必要がある。その中でも重要な条件は、1秒間に40兆回以上の命令を実行できる処理能力を持つ「NPU」(Neural Processing Unit)を搭載していることだろう。

NPUとは、AIに必要な膨大な計算を高速に処理できる専用のプロセッサだ。従来から、CPUがOSやアプリの実行を担当する一方、グラフィックス機能の高速化のためにGPUが存在していました。同様に、AI機能を高速に処理するためにはNPUが必要になる。

最近話題のChatGPTのようなAIはクラウド上で動作するものが多いが、パソコン上で処理するAIにも注目が集まっている。Appleが2024年6月10日に発表したAI「Apple Intelligence」もパソコンやタブレット端末上で動作するメリットを訴えていた。

パソコン上で動作するAIは、クラウドで動作するAIと比較してセキュリティやプライバシーの点で有利だ。さらにネットにつながっていない状態でもAIが動作できるなど、いくつかのメリットがある。

パソコン上で動作するAIは比較的小規模なので、クラウド上のChatGPTのような大規模、高性能なAIと連携して動作することも提案されている。これも今後重要になりそうなコンセプトだ。

Vivobook S 15には「Qualcomm Snapdragon X Elite」というプロセッサ・チップが搭載されていて、この内部にCPU、GPUに加え、上記のNPUが実装されている。まさに最新で最強の設計なのだ。

NPUは45TOPS、つまり1秒間に45兆回の命令を実行できる性能を持つ。先に市場に出回っているNPU搭載のプロセッサチップIntelのCore Ultraの場合、NPU単体で11TPOS、CPUやGPUを合わせたプロセッサ全体で34TOPSと発表されていた。Qualcomm Snapdragon X EliteはNPU単体で45TOPSと、Core Ultraを大幅に上回る性能を誇る。

Qualcomm Snapdragonシリーズといえば、Androidスマホにおいて高いシェアをもち、性能や省電力で定評がある。Qualcomm Snapdragon X Eliteも、その流れをくんでいる。

もちろん、マイクロソフトのCopilot+ PCに対応したプロセッサは、Qualcomm以外にもIntelやAMDからも製品化の発表があった。本機と同様に搭載PCが次々発表されようとしている。しかし、これらのPCは今年後半から来年にかけての発売になるという。